追手門学院大学が2022年4月に国際学部と文学部を開設 ~国際教養学部を改組 グローバル、日本文化を深化
追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)は2022年4月、既存の国際教養学部を改組し、国際学部と文学部(いずれも仮称・構想中)を開設する。国際学部では、英語をベースに経営学の理論やビジネスに関するケーススタディなど社会科学系科目を取り入れ、国際社会で活躍できる人材を育成。また文学部は、人文科学により特化し、日本文学、歴史文化、美学・建築文化の3つの分野で構成される。今後、文部科学省への手続きを経て、2021年9月に入試関係の学生募集要項を公表する予定。
【ポイント】
○国際教養学部を改組し、国際学部国際学科と文学部人文学科を 2022年4月開設予定(構想中)
○国際学部国際学科の入学定員150名。グローバルスタディーズ専攻、国際文化専攻を開設
○文学部人文学科の入学定員180名。日本文学専攻、歴史文化専攻、美学・建築文化専攻を開設
追手門学院大学は2007年4月、当時の文学部を改組して国際教養学部を開設。グローバル化に対応し、世界で活躍できる実践的な英語力と広い視野を身につけることを目的に、外国語の修得や国内外の文学などを扱ってきた。
このたび、同学部を改組して新たに国際学部と文学部を開設。グローバル、日本文化に関する学びをより深化させる。
国際学部は入学定員150名。国際学科の下にグローバルスタディーズ専攻と国際文化専攻を設ける。このうちグローバルスタディーズ専攻では、グローバルで活躍できる人材の育成を目指し、在学中にはペンシルバニア大学(THE 世界大学ランキング13位・QS世界大学ランキング16位)をはじめとする世界トップクラス大学への海外留学が可能。また、海外インターンシップへの参加や、普段の授業科目も日本人学生と留学生がともに英語と日本語で学びあう環境の構築を目指す。
文学部は入学定員が180名で、人文学科の下に日本文学専攻、歴史文化専攻、美学・建築文化専攻を設置。文学部で建築関係が学べるのは珍しく、建築史、デザイン文化、都市景観など建築に関わるテーマに人文科学の視点からアプローチする。また、二級建築士の受験資格の取得も可能(申請予定)。
今後は文部科学省に必要な手続きを経た上で、2021年9月に入試関係の学生募集要項を公表する予定。