龍谷大学がコロナ禍でさまざまな悩みをもつ学生に寄り添う「心のケア」の取り組みを開始 ~「出張:なんでも相談室」「オンライン相談」を新設
コロナ禍によって、不自由な生活を強いられている学生たちが抱える悩みや問題が増加している。龍谷大学では、このような悩みを抱える学生に寄り添い、解決していくため、下記の2つの取り組みを10月より順次実施している。
(1) 龍谷大学のキャンパス全てに「出張:なんでも相談室」を新設(事前予約不要)
(2) 基礎疾患を有する等様々な事情により通学できない学生にも、オンラインによる相談を実施
龍谷大学は「浄土真宗の精神」を建学の精神とし、「まごころ~Magokoro~ある市民の育成」を掲げ「学生を誰一人として取り残さない」ために、これまでもさまざまな学生支援を展開している。
龍谷大学では3キャンパスすべてに「出張:なんでも相談室」を新設。学生が日々、学修活動や学生生活全般において抱えている悩みや不安、不満などを、気軽に相談できる窓口(事前予約不要)を設ける。大学生活に関する基本的な問い合わせから、「対面授業の再開に伴い不安やストレスを抱えている」「友だち関係に悩んでいる」といったメンタル面に関わるものまで、悩みの深刻さや軽重に関わらず、学生が気楽に相談できる「ファーストコンタクト機能」を果たす。
また、相談内容に応じて、重症度が高いと思われるケースについては「こころの相談室」や「障がい学生支援室」など、より専門性の高い専門部署へ引き継ぐ役割も担う。相談対応は、教職員や派遣職員、専門職人材等が行う予定。
- 「出張:なんでも相談室」開室概要
- ・ 深草キャンパス 10月 26日(月)開室 10:30~17:00 月曜日~金曜日
・ 瀬田キャンパス 10月 26日(月)開室 10:45~17:15 月曜日~金曜日
・ 大宮キャンパス 順次開室 10:30~17:00 月曜日~金曜日
対面での相談に加え、基礎疾患を有する学生や、さまざまな事情により大学に出てくることができない学生にもカウンセリングが受けられるよう、オンライン相談窓口を設置。電話、インターネットTV、メール、チャット等から相談を受け付ける。
カウンセリングはメンタルヘルスを専門に扱う企業に業務委託し、臨床心理士や精神保健福祉士、産業カウンセラーなどの有資格者が対応する。
▼本取組は、学生支援特別推進室(※)が中心となって行っています。
※これまでの取り組みについては、PDF別紙「龍谷大学 前期の学生支援事業一覧」をご覧ください。
▼新型コロナウイルス感染症対応 学生応援特設サイト
https://www.ryukoku.ac.jp/ma556_5en/