ものつくり大学が創立20周年に向けて、ロゴマークなどブランドデザインを一新

大学改革 大学プレスセンター
ものつくり大学が創立20周年に向けて、ロゴマークなどブランドデザインを一新

ものつくり大学は2001年の開学以来、建学の理念に沿った工科系大学として幾多の変遷を経て今日に至り、2021年の創立20周年を記念して新たな一歩を踏み出した。基本的技能と「ものつくり魂」を基盤に据え、そこに科学・技術の知識とマネジメント能力を加え、時代をリードする感性と倫理観を備えたテクノロジストの育成を目指している。そこで、このアイデンティティを国内外に向けて明確に発信するため、新たにロゴデザインを一新し、併せてタグライン、大学カラーを策定した。学生には、新ロゴデザインのコンセプトである“創造の翼”の如く、新時代を切り開いてほしいと期待している。

2021年に創立20周年を迎えるものつくり大学では、新たな大学のスタートをイメージし、2020年4月1日、ブランドデザインを一新。タグラインの制定、カラーの制定、ロゴマーク、ロゴタイプのリデザインを公表した。

今後は、ロゴマークおよびロゴタイプ、さらにタグラインの組み合わせを『IOTマーク』と呼び、「ものつくり大学VIガイドライン」にそって、広報活動をはじめ教育・研究活動、課外活動や社会貢献活動など学内外のさまざまな場面において、全学的に統一された視覚的「ものつくり大学」を発信し続けることで、効果的な社会認知向上をはかっていく。

ものつくり大学が創立20周年に向けて、ロゴマークなどブランドデザインを一新

【タグライン】
 進化する技・深化する知

タグラインは、普遍的に変わらない、有言実行的宣言である。ものつくり大学は、技術・技能と理論を併せ持つテクノロジストを育成する大学として、常に技能・技術を進化させ、知識を深めていかなければならないことを教育の根幹においている。
同大のコアとなるこの建学の理念をわかりやすく、的確に伝える言葉として、教職員、学生から集められた多くの案の中から広報委員会において選定し、制定したもの。

【ロゴマーク】
 創造の翼

ものつくり大学の頭文字である「も」をモチーフに、ものづくりの基礎となる「手」と未来へ羽ばたく「翼」をイメージしている。「技術」と「技能」という翼で大空(世界)へ自由に飛び立つ学生の未来を表現している。

【ロゴタイプ】

和文ロゴタイプは、伝統的なゴシック体をベースにしつつ、書体の抑揚を極限までシンプルに設計している。欧文ロゴタイプは、エレガントで、高級でハイセンスなイメージのフォント、オプティマ(Optima)をベースにしたもの。実は似たフォントがほとんど無いという書体なので、唯一無二の教育研究を展開する同大にマッチしたフォントと言える。

どちらも、あえてクセの強すぎない素直な書体とすることで、モダンで先進性のあるイメージと、普遍性・品格を同時に表現している。

【ブランドカラーの制定】

ものつくり大学のキーカラーは「茜色」に制定。「茜」は、日本古来の和歌集「万葉集」に記述があり、元旦の日の出の空を「初茜」と呼ぶように、朝日の形容としても使われる。ものづくりが縄文の時代から、日本の優れた伝統であること、大学名の由来が大和言葉からきていることを踏まえ、「茜色」でものづくりの古来からの伝統と、これからの明るい未来を表現している。

併せて、総合機械学科の学科カラーは「露草色」、建設学科の学科カラーは「常盤緑」とした。どちらも設立より使われてきたカラーであるが、あらためて制定した。 大学院研究科のカラーは、知的な印象と創造力を掻き立て、感受性を高める効果があると言われる紫系統の「菖蒲色」を制定した。

▼ブランドデザイン・校歌
http://www.iot.ac.jp/guide/outline/brand/