多摩美術大学が総額3億円規模の「オンライン対応に係る通信環境等への支援策」を発表

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多摩美術大学が総額3億円規模の「オンライン対応に係る通信環境等への支援策」を発表

多摩美術大学(東京都世田谷区/理事長:青柳正規、学長:建畠晢)では学生とその家族・関係者、教職員の健康を最優先として考え、5月末まではオンラインでの課題授業を行うこととしている。
この、多くの関係者が初の試みとなる「オンライン授業」という形態を取るにあたり、通信費や端末などの新たな負担に対して支援策を実施することとした。主な概要は下記の通り。

美術学部新入生

タブレット端末(LTE通信と年間の通信費込み/月額利用10GB)を支給

・支給機種:HUAWEI MediaPad M5 lite 8 64GB
・通信費は、1年間有効で大学が負担します。
・大学の負担するLTE通信停波後のタブレット端末の返却は不要です(Wi-Fi環境での利用、または別途各自で通信契約することも可能)。
・支給するタブレット端末等により、オンラインの授業を受講していただきます。
・なお、現在、日本に入国できない方については、大学で保管します。

美術学部在学生、大学院(修士・博士)新入生・在学生、研究生

通信環境への支援金として、一律、6万円を支給

・前期分学費を納入済みの方は、後期学費より6万円を差し引いた上で後期学費を納入いただきます。
・通年分学費を納入済みの方は、支援金6万円をお振込みいたします。
・支援金については、使途等の制限、領収書等の提出はありません。
・また、タブレット端末の支給に替えることもできますので、希望する方は多摩美術大学ホームページ内の「タブレット端末希望申請(在学生用)フォーム」より必要事項を記入して申請してください。

※なお、タブレット端末に限りがありますので、端末がなくなった場合は支援金といたします。
 その場合、大変申し訳ありませんが、支援金の支給(または後期学費の差し引き納付通知)をもって、通知に代えさせていただきます。
※3年次編入生、および転学科・留年による1年生は在学生に含みます。