共立女子大学・同短大が教養教育を刷新し「全学副専攻制度」を導入

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共立女子大学・同短大が教養教育を刷新し「全学副専攻制度」を導入

― 日本で初めて”Major in Anything. Minor in Leadership.”(主専攻は様々な専門分野、副専攻はリーダーシップ)を掲げて ―

共立女子大学・共立女子短期大学(東京都千代田区/学長:川久保 清)は、大学4学部(家政学部・文芸学部・国際学部・看護学部)、短期大学2学科(生活科学科・文科)の文理両領域を兼ね備えた女子総合大学として発展を続けている。そして2020年4月、新しい学部として「ビジネス学部」を開設することとあわせ、新しい教養教育をスタートさせる。所属する学部・科等の体系的にまとめられた教育課程に沿って学修する内容を「主専攻」とし、主専攻以外の分野の授業科目を体系的に学修する内容を「副専攻」とする。教養教育を修了要件の通り学修することで、副専攻(Leadership)の修得を証する。

Major in Anything. Minor in Leadership.
(主専攻は様々な専門分野、副専攻はリーダーシップ)

(1)全学副専攻制度の趣旨
共立女子大学・共立女子短期大学の教養教育は、大学・短期大学ビジョン(KWUビジョン)に掲げる「自律と努力」「創造とキャリア」「協働とリーダーシップ」を踏まえ、KWUビジョンの基盤となる能力を養成することを目的に編成している。科目区分は「自律と努力コア」「創造とキャリアコア」「協働とリーダーシップコア」に分かれている。その中で、「協働とリーダーシップコア」は3つのコアの中での上位目標であるため、「自律と努力コア」「創造とキャリアコア」「協働とリーダーシップコア」の順序で履修年次にも配慮した体系的かつ階梯性のあるカリキュラムとなっている。

副専攻の名称は、上位目標となる「協働とリーダーシップコア」の目標が「他者と協働し、リーダーシップを発揮するための基礎的な能力を養う」としていることを踏まえ、「リーダーシップ」とする。

(2)リーダーシップの意味
一般的に、リーダーシップというと「リーダーがグループをマネジメントする時に発揮するもの」と考えられ、この場合、命令の出し方と同義語となる。しかし、KWUビジョンに掲げるリーダーシップは、リーダーというポジションではなく、メンバーそれぞれがチームの成果を生み出すために、皆と目標を共有し、率先して動き、人を巻き込み助け合うことで、チームにポジティブな影響を与えていく力を発揮することと捉えている。詳細は、「協働とリーダーシップコア」の科目で学修する。

(3)副専攻制度の修了要件
・「自律と努力コア」から「基礎ゼミナール」を含む2単位以上修得
・「創造とキャリアコア」から「英語A」を含む8単位以上修得
・「協働とリーダーシップコア」から2単位以上修得

上記3点の条件を満たした上で、所属する学部・科等の教養教育の卒業要件を満たし、教養教育の人材養成目的を達成することを修了要件とする。