写真=金沢工業大学
多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。大学通信では、全国の進学校の進路指導教諭を対象に、おすすめの大学についてアンケートを実施。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計し、ランキングを作成した。2025年は約3000校に調査を行い、751校から回答を得た。今回は「面倒見が良い大学(北陸・東海編)」だ。
1位は金沢工業大学で444ポイント。学生の学びたい気持ちや疑問にこたえる多様なサポートを提供し、全国編のランキングでも21年連続のトップとなった大学だ。代表的な施設である「数理工教育研究センター」では専門的な学びの基礎となる数学・理科の個別指導を受けることができるほか、正課での学びを課外で実践するための仕掛けも充実。ものづくり拠点「夢考房」には「場所」「道具」「材料」「知識」が集約され、自動車、ロボット、飛行機などをテーマにしたものづくりの課外活動「夢考房プロジェクト」も盛んに行われている。建物内には金属3Dプリンタや樹脂3Dプリンタ、金属加工、樹脂加工、電子基板制作などのブースが備えられ、2つの巨大な屋内試走スペースも完備。授業で学んだ知識をかたちにすることができる環境だ。
2位は名古屋商科大学で34ポイント。世界標準の経営教育と国際的な環境が魅力の大学だ。「開拓者精神」と「師弟同行の精神」を教育の基本姿勢とし、セミナー教育を重視するとともに、個々の学生の状況を的確に把握し丁寧に支援する体制を整えている。学びたい分野を入学後に31の分野(メジャー)から選べるのも特徴で、学部の枠にとらわれず自分の興味に合わせて学びを深めることが可能だ。1年次から始まる就職支援では、すべての学生の就職活動状況を把握するために独自のデータベースを活用し、入学後から個別支援を実施。面接練習に特化した「就職研修会」、自己分析を極める「納得内定ゼミ」、国内外の「インターンシップ」なども積極的に開催し、数多くの優良企業への内定をサポートしている。大学独自の豊富な奨学金制度など、経済面の支援も充実している。
3位は富山県立大学で29ポイント。4位は中部大学で25ポイント。
4位の中部大学は文理医教融合のワンキャンパスの特性を生かした学びを実現。日々の学びを支えるためのサポート体制も充実している大学だ。学習、学生生活、就職など、学生のあらゆる困りごとに対応するために指導教授制を導入。指導教授が相談相手となって大学生活が有意義なものとなるように手助けするほか、学生の資格取得もきめ細かくサポートしている。2025年は理学療法士(総数・新卒)と保健師の国家試験で合格率100%を達成して全国1位、救急救命士の合格率で全国5位となったほか、看護師、臨床検査技師、作業療法士、臨床工学技士、管理栄養士などの国家試験にも数多くの学生が合格。学びの現場を重視した実践的教育と、一人ひとりに合わせたきめ細かなサポート体制が、国家試験に臨む学生を支えている。
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<表の見方>
全国約3000高校を対象にアンケートを行い、751校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。
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