写真=武蔵大学
多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。大学通信では、全国の進学校の進路指導教諭を対象に、おすすめの大学についてアンケートを実施。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計し、ランキングを作成した。2025年は約3000校に調査を行い、751校から回答を得た。今回は「小規模だが評価できる大学ランキング(東京編)」だ。
1位は武蔵大学で242ポイント。創立時より、自ら調べ自ら考える力を養う「ゼミ」を中心とした少人数教育を実践してきた。近年は、グローバル教育やデータサイエンス教育にも力を入れている。国際教養学部では、武蔵大学の学位と英・ロンドン大学の学位取得を目指す「パラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」を展開しているが、2027年度より「データサイエンス&ビジネスアナリティクス学士号」を取得できる「ビジネスデータサイエンス専攻」の新設を予定している*。また、社会学部メディア社会学科には「情報社会デザイン専攻」を新設する予定だ*。同専攻では、現実社会と新たな生活空間として注目を集める仮想空間をデザインするために必要なデータ分析の技法やプログラミング能力、そして社会を変える力を養う。
*構想中のため変更になる場合があります
2位は国際基督教大学(ICU)で208ポイント。リベラルアーツを実現するため、対話を重視した少人数教育を徹底し、専任教員1人あたりの学生数は約18人。授業ではグループワークやディスカッションが盛んに行われている。また、教養学部アーツ・サイエンス学科のみの1学部1学科制で、入学後に専門を決めることができるのも特長だ。1年次は一般教育科目や各メジャー(専修分野)の基礎科目で興味のある領域を見極め、2年次の終わりまでに31のメジャーから自分の専門を決定する。授業では日本語と英語の2言語を使って学ぶため、主に日本語を母語とする学生は1・2年次に全員が「リベラルアーツ英語プログラム」を履修。習熟度に合わせて学ぶことで英語力を確実に高め、大学で学ぶための思考力とスキルを磨く。
3位は一橋大学で139ポイント。創立から150年以上の歴史を持つ社会科学の総合大学だ。平均7〜8人程度で行われる全学生必修のゼミナールを核とする「少数精鋭教育」を伝統とする。2023年には、72年ぶりの新学部となった「ソーシャル・データサイエンス学部」を設置。「ソーシャル・データサイエンス」という新たな学問領域の学びに加えて、「ビジネス領域(経営学、マーケティング、経済学など)」「社会課題領域(法学、政治学など)」「データサイエンス」の3領域について、体系的な知識を修得できるカリキュラムを用意している。また、学部生全員に卒業要件として「グローバル教育ポートフォリオ」を定めるなど、グローバル教育も推進。海外調査や語学研修など多様な留学プログラムを展開している。
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<表の見方>
全国約3000高校を対象にアンケートを行い、751校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。
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