教育力が高い大学ランキング2025【女子大学編】

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教育力が高い大学ランキング2025【女子大学編】

写真=津田塾大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。大学通信では、全国の進学校の進路指導教諭を対象に、おすすめの大学についてアンケートを実施。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計し、ランキングを作成した。2025年は約3000校に調査を行い、751校から回答を得た。今回は「教育力が高い大学(女子大学編)」だ。

1位は津田塾大学で13ポイント。2017年に女子大初の総合政策学部を、2019年には実践的なフィールドワークに根ざした教育を行う多文化・国際協力学科を設置するなど、新しい学問分野を意欲的に取り入れてきた。創立以来、少人数教育や先進的な英語教育を伝統とし、現在は「Tsuda Vision 2030」のもと、データサイエンスとソーシャルサイエンス、語学力の3つの柱でキャリア展開のできる女性の育成に力を入れている。また、4年間の学びを学生が主体的にデザインすることを目的に「学外学修」を推進。必修科目がない第2タームと夏期休暇期間を合わせた約2か月半を利用して、海外サマープログラムやインターンシップなどに多くの学生が参加し、大学での学びや進路決定などに役立てている。

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2位はお茶の水女子大学で12ポイント。日本初の官立女子機関「東京女子師範学校」として設立された同大は、2025年に創立150周年を迎えた。学生と教員の距離が近い少人数制でのきめ細かな指導のもと、文理の枠を越えた領域横断型の教養教育「21世紀型文理融合リベラルアーツ」や、「複数プログラム選択履修制度」を軸に専門教育を展開するなど独自の教育システムを構築している。また、2024年には人間環境工学科と文化情報工学科を有する共創工学部を開設、2026年4月には大学院に共創工学専攻を新設するなど、データサイエンスを活用して「工学と人文学・社会科学の知を協働し、共に未来の環境、社会、文化を創る工学系女性リーダーの育成」を目指している。

3位は昭和女子大学で9ポイント。グローバル教育の推進や4年間を通じたキャリア教育などに定評がある。2026年4月には「総合情報学部」を新設する。「データサイエンス学科」と「デジタルイノベーション学科」の2学科を設置し、文理融合型のカリキュラムで、データ分析やデジタル技術を生かしてビジネスや社会生活のさまざまな課題を解決に導く力を養う。データサイエンス学科は、AIと統計学を活用してビッグデータを分析し、組織においてデータに基づく意思決定を実践できる人材育成を目指す。デジタルイノベーション学科は、ICTやコンピュータサイエンスの知識を駆使して、新しい商品やサービスの開発や導入、ビジネスの変革を主導できる人材を育成する。

4位は東京家政大学で8ポイント。創立から145年、女性が経済的かつ精神的に自立するための、実学を重視した教育を実践してきた。その教育力の高さは、実就職率や国家試験の合格者数、合格率などにも表れている。例えば健康科学部看護学科では、看護師のほか保健師と助産師の国家資格を目指せる課程を設置。2025年3月卒業生のうち助産師養成課程を修了した卒業生の国家試験合格率は100%だった。そして、2026年4月には「社会デザイン学環」と「文化情報学環」を新設するほか、現行の家政学部を「共創デザイン学部」に名称変更する。人文学部心理カウンセリング学科には新たな3コースを設置する。未来志向の学問領域を取り込み、これからの社会に役立つ専門分野の拡張を目指す。

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<表の見方>

全国約3000高校を対象にアンケートを行い、751校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。


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