就職に力を入れている大学ランキング2025【全国編】

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就職に力を入れている大学ランキング2025【全国編】

写真=明治大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。大学通信では、全国の進学校の進路指導教諭を対象に、おすすめの大学についてアンケートを実施。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計し、ランキングを作成した。2025年は約3000校に調査を行い、751校から回答を得た。今回は「就職に力を入れている大学ランキング(全国編)」だ。

1位は明治大学で417ポイント。「就職の明治」として長年にわたり高い評価を受けており、16年連続のトップを獲得。全学生を対象に年間400件以上のキャリア支援プログラムを行い、1年次から卒業後まで切れ目のない“全方位”のサポート体制を整えている。実際の企業課題に挑むPBL型プログラムや短期就業体験プログラムなど、低学年次から社会と接点を持つ機会を提供しているのが特長で、社会人基礎力や主体性、課題解決力の早期からの育成に取り組んでいる。各キャンパスにはキャリア支援の専門相談員が常駐し、学生一人ひとりの進路や志向に応じた丁寧な個別相談を実施。起業を志す学生を支援する「明治大学起業・スタートアップ支援室」や、理系学生・メディア志望者向けの特別プログラムなど、進路の多様化にも幅広く対応している。

2位は金沢工業大学で302ポイント。2025年3月卒業生の就職内定率は99.9%で、就職者全体の73.1%が上場企業・大手企業・公務員・教員へ就職している。就職の強さの背景にあるのが、同大が重視している「社会実装型」の教育だ。伝統的に学部を超えて協働しながら研究成果を社会に実装していく「プロジェクト型教育」に力を入れており、成長分野をリードする人材を育成。近年は新しい人材育成の形として、「大学のカリキュラム」と高レベルの教育価値を持つ「就業体験」を融合させた産学協同教育「KITコーオプ教育プログラム」を拡充。インターンシップとは異なり企業と雇用契約を結んで参加するため、給与を受け取りながら、現場で理論と実践の両面を効果的に学ぶことが可能だ。

3位は早稲田大学で173ポイント。創設者の大隈重信は、学問を学問のためだけに行うのではなく、社会のために役立てること、社会貢献に学問を活用することの大切さを説いた人物だ。同大は世界に貢献する研究・学問を推し進めるとともに、その成果を教育に反映させることによる人材育成も重視している。「グローバルエデュケーションセンター(GEC)」によって体系化された全学部共通プログラムでは、大学での学びを有意義なものとするための多彩な教育を展開。その中でも「基盤教育」は、実社会で生かせる「アカデミック・ライティング」「英語」「データ科学」「数学」「情報」という5つのアカデミックツールの修得を目指すプログラムとなっており、卒業後を見据えたスキルの修得に励むことも可能だ。

4位は九州工業大学で160ポイント。実践的なカリキュラムで確かな専門力と人間力を養い、世界で活躍する人材を育てており、それが就職の強さにもつながっている。2025年3月卒業生の就職率は学部、大学院ともに100%。鉄鋼・電気・自動車・通信などの大手メーカーや、公務員、研究機関など幅広い分野で卒業生が活躍している。就職支援では1年次からのキャリア教育や企業連携・長期インターンシップを用意。海外派遣プログラムや国際共同研究を通じて、グローバルに活躍できるエンジニアの育成に力を入れている。学内には女子学生向けの支援やネットワークが充実しており、情報発信や他の学生・教員とつながる機会の提供を積極的に行っている。理系女子が将来を見据えながら、安心して挑戦できる環境だ。

<表の見方>

全国約3000高校を対象にアンケートを行い、751校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。


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