2025年保育士就職者数ランキング

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2025年保育士就職者数ランキング

写真=東京家政大学

今回は、保育士の就職者が多い大学を紹介する。1位は、昨年に続いて就職者数145人の東京家政大学がランクイン。2位は121人の聖徳大学、3位は96人の桜花学園大学、4位には86人の白梅学園大学が続いた。保育士輩出のために、各大学ではどのような取り組みが行われているのか、順に見ていこう。

1位の東京家政大学は、児童学科(板橋キャンパス)と、子ども支援学科(狭山キャンパス)の2学科で保育士資格の取得を目指すことができる。両学科ともに“全員取得”が原則だ。児童学科は「児童学」と「育児支援」の2専攻を設置。「保育・心理・文化・福祉・保健」の5分野からなる児童学を総合的に学び、変化の激しい現代社会において、子どもの幸せを一番に考え、地域に貢献できる人材を育成する。子ども支援学科は、支援を要する子どもを含むすべての子どもの発達を支援し、個々の可能性を広げるための保育力を養成する。狭山キャンパス内にある子どものための施設(保育所、クリニック、デイサービス)と連携した活動などを通して、実践的に学ぶことができる。

2位の聖徳大学は、教育学部児童学科に「幼稚園教員」「保育士」「児童心理」「児童文化」「医療保育」「幼児スポーツ」の6コースを設置。全コースで保育士資格の取得を目指すことができる。1年次には児童学の5分野を体験と対話で学ぶ「ICS科目」を受講し、2年次から各コースに分かれて専門的に学ぶ。3年次からは複数選択が可能な専門科目「スペシャリティプログラム」で将来の希望に合わせた学びを組み合わせることで、自身の可能性を広げていく。また、試験対策では筆記や面接試験の講義のほか、個人指導も実施。卒業生が多く活躍する園や、実習園を中心に招いた就職説明会「幼稚園・保育園・こども園JOBフェア」など、独自の就職支援も行っている。
※2026年4月新設

3位の桜花学園大学は、全国で初めて学部名に「保育」を冠した大学だ。教育保育学部には、「教育保育」と「国際教養こども」の2学科を設置している。教育保育学科は、教育学と保育学をともに学び、多様化する教育・保育の課題に柔軟に対応できる教師や保育者を養成。目指す進路に合わせて、幼稚園教諭、小学校教諭、特別支援学校教諭、保育士の4つの免許・資格を取得することができる。また、国際教養こども学科は、国際的な教養を学ぶことを通してグローバルな視点を養い、日本語と英語による高いコミュニケーション能力を身につける。2回の海外留学と6回の国内実習を行い、日本とオーストラリア2か国で保育・幼児教育に関する3つの資格・免許の取得を目指す。

4位の白梅学園大学は、「ヒューマニズム(人間尊重)」の理念の下、幅広い視点を持って子どもと人間を理解する「子ども学」と、豊かな教養を育む「リベラルアーツ教育」、スペシャリストとしての専門性を培う「専門教育」、社会での活動を通して実践力を身につける「地域連携活動」を軸に、人と社会に寄り添うことできる保育士を数多く輩出している。子ども学部には「子ども」「家族・地域支援」「子ども心理」「教育」の4学科を擁し、子ども学科と子ども心理学科で保育士の資格取得を目指すことができる。なお、2027年度からは、子ども学科と家族・地域支援学科を統合し、3学科体制にリニューアルする。情報・環境系の授業を追加して、新たな子ども学を展開する予定だ。

<表の見方>

医科・歯科の単科大等を除く全国765大学に2025年春の就職状況を調査。568大学から得た回答を基にランキングを作成した。就職者数には臨任・非常勤を含む。
設置の※印は国立、◎印は私立、無印は公立。大学名横の*印は大学院修了者を含むことを表す。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。


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