写真=立教大学観光学部の拠点「新座キャンパス」
観光系1位は、実就職率95.0%の立教大・観光学部。2位は95.0%の東海大・観光学部、3位は93.7%の和歌山大・観光学部がランクイン。4位は92.6%の長野大・環境ツーリズム学部、5位は92.4%の東洋大・国際観光学部が続いた。
※同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差による。
1位の立教大・観光学部は、「観光」と「交流文化」の2学科を設置。「ビジネスとしての観光」「地域社会と観光」「文化現象としての観光」の3つを学びの柱に観光を学ぶ。観光学科は、観光ビジネス企業のトップによる講義や、観光産業の現場を体験するインターンシップなどを通して、観光経営の視点や地域の魅力を見出す力、地域の振興や課題解決を導くためのリーダーシップなどを養う。交流文化学科は、実地体験や社会調査、協定校を通じた国際交流などを通して異文化への理解や豊かな教養、コミュニケーション力を高める。「トラベルライティング」などの授業では自らの体験を発信する力を磨く。国際公務員やジャーナリストなど、観光を通して新しい文化や社会を構想できる人材の育成を目指している。
2位の東海大・観光学部は、観光・サービス分野に必要な知識と技能の基礎を習得するための2つの専門科目「ホスピタリティ&ツーリズム科目」「地域マネジメント科目」を軸に、「学問としての観光」を体系的に学ぶ。フィールド研究を通して実践的な学習に取り組むことで、社会や文化、歴史などの幅広い教養を備えた、感性豊かな観光人材を育成する。また1年次から継続的に英語を学び、グローバル化が進む観光産業で求められるコミュニケーション力を磨く。このほか、国内外での実習や研修、インターンシップやフィールドワークなどを通して、マネジメントやマーケティングなど、企業経営や観光地域経営に必要な学問への理解を深めながら、実践的なスキルを身につける。
5位の東洋大・国際観光学部は、世界各国の文化や宗教観など幅広い教養を基盤に、観光学の理論を学ぶ。2025年度より、コロナ禍を経た社会の状況を踏まえた新カリキュラムを導入し、4分野の学問領域を配置。「ツーリズム・マネジメント分野」は、旅行者と国や地域を観光で結ぶ方法をビジネスの視点から学び、「ホスピタリティ・マネジメント分野」は、ホスピタリティ産業における経営上の諸問題やマネジメントを学ぶ。「観光地域計画分野」は、観光を活用した持続可能なまちづくりや地域振興に関する知識やスキルを習得し、「国際観光文化分野」は、世界の歴史や宗教、文化に関する幅広い教養を身につけ、多文化共生社会の実現に貢献するための力を養うことを目指す。
<表の見方>
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医科・歯科の単科大などを除く全国765大学に2025年の就職状況を調査。566大学から得た回答を基に、系統別に学部実就職率上位校を掲載した。卒業生数が80人未満の小規模な学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは掲載していない。東京大など未回答、または未集計の大学・学部は掲載していない。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。
各系統は、主に学部名称により分類したため、学科構成や教育の内容が似ていても掲載していないものがある。例えば、法学科をもつ大学・学部でも学部名に「法」が付かない場合、法学系に掲載していないことがある。
実就職率(%)は、就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100で算出。同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差による。大学院への進学者数が未集計の場合、実際の数値が掲載している値より高い場合がある。
文部科学省では、就職率を「就職希望者数に占める就職者の割合」で算出することを推奨しているため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。ここでは文部科学省が用いる「就職率」と区別するため、「実就職率」という表記を用いた。
設置の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。大学・学部名は現在の名称で掲載している場合がある。所在地は大学本部の所在地で学部の所在地と異なることがある。

