面倒見が良い大学ランキング2025【全国編】

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面倒見が良い大学ランキング2025【全国編】

写真=金沢工業大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。大学通信では、全国の進学校の進路指導教諭を対象に、おすすめの大学についてアンケートを実施。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計し、ランキングを作成した。2025年は約3000校に調査を行い、751校から回答を得た。今回は「面倒見が良い大学ランキング(全国編)」だ。

1位は金沢工業大学で444ポイント。調査開始から21年連続のトップだ。同大は2025年4月に情報系3学部を新設。従来の4学部12学科から6学部17学科へと大規模な学部再編を行い、文理の枠を超えた「社会実装型総合大学」へと進化を遂げた。専門的な学びの基礎となる数学・理科の個別指導を受けられる「数理工教育研究センター」や、24時間365日使用できる自習室、チームでの学びに使える「CDIOイノベーション&デザインスタジオ」、充実の蔵書と学習環境を備える「ライブラリーセンター」など、授業時間外にも使える学びの空間をキャンパス内の至るところに設置することで、学生の学びたい気持ちや疑問に応えるさまざまな施設がある。授業で学んだ知識をかたちにするためのものづくり拠点「夢考房」を活用した教育も特長だ。

2位は東北大学で322ポイント。学生の「挑戦する心」を育て、羅針盤のない未来を担う人材を世界に送り出している大学だ。同大は全学教育科目と専門教育の授業を入学時から段階的に実施。英語4技能と国際コミュニケーション力をこれからの時代の重要な教育テーマととらえ、言語や文化の異なる学生同士が協働学習を行う「国際共修科目」も数多く提供している。2027年度には日本人100人と留学生100人がともに英語で学ぶ「ゲートウェイカレッジ」を新設予定。学部のくくりを設けず総合型選抜で入学し、専攻分野選択やキャリア形成のための時間を十分に確保できる環境を整えることで、世界で活躍する卓越した研究者の輩出を目指す。奨学金制度を含め、一人ひとりの教育の質を高めるためのシステムづくりも進められている。

3位は武蔵大学で183ポイント。同大は日本初の私立七年制高校である旧制武蔵高等学校をルーツとする大学で、創立時から「ゼミ(ゼミナール)」を中心とした「自ら調べ自ら考える」力を養う徹底した少人数教育を行っている。キャリア支援では少人数教育の特長を生かし、学生が主体的に自らの進路を考え、決定できるような指導を実施。キャリア支援センターにはキャリアコンサルタントの有資格者など経験豊富な職員が常時在籍し、就職活動が本格化する3年次には全員に個別面談を行っている。本番さながらの模擬面接を通して実際の面接の雰囲気を肌で体験できる「武蔵しごと塾」や、卒業生から仕事のやりがいや苦労を聞きながら働くイメージを膨らませられる「多業種交流会」など、実践的な就職支援プログラムも充実している。

<表の見方>

全国約3000高校を対象にアンケートを行い、751校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。


面倒見が良い大学ランキング2025【全国編】

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