写真=昭和女子大学
多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の約3000高校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計し、ランキングを作成した。今回は「グローバル教育に力を入れている大学(女子大学編)」だ。
【2024年 進路指導教諭が勧める大学】
①(面倒見が良い大学)
②(就職に力を入れている大学・入学後、生徒を伸ばしてくれる大学)
1位は昭和女子大学で45ポイント。1988年に海外キャンパス「昭和ボストン」を設置し、その後もグローバル系学部の設置や敷地内へのテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)の移転など、グローバルな教育環境の整備を進めている。また、海外大学との「ダブル・ディグリー・プログラム(DDP)*」は、昭和女子大学で2.5年~3年、TUJ(米)、クイーンズランド大学(豪)、上海交通大学(中)、淑明女子大学校(韓)、ソウル女子大学校(韓)のいずれかで2年、計4.5年~5年学ぶことで2つの大学の学位が取得できるプログラムだ。これまで100人を超えるDDP修了者を輩出し、参加学生も増え続けている。さらに2025年春に国際学部が刷新。「国際教養」「国際日本」「国際」の3学科体制で、世界基準の人材育成に挑む。
*DDPはそれぞれ対象となる学科が異なる
2位は福岡女子大学で33ポイント。3位は聖心女子大学で10ポイント。
聖心女子大学は、開学当初から時代に先駆けた外国語教育を実践。この伝統を発展させ、語学学習アドバイザーが学生各自に合った学習法を支援する「ランゲージラボ」や、政府機関やNGOなどでグローバルに社会貢献できる力を養う「グローバルリーダーシップ・プログラム」など、時代に合わせたグローバル教育を推進している。また、英語文化コミュニケーション学科の専門科目の約7割は英語で行われ、英語で情報を理解し、批判的かつ論理的に考える力を育成。こうした学びから培った力を各留学制度で実践につなげている。世界10カ国・地域の22校と協定を結んでおり、長期・短期の留学のほか、環境問題や国際教育協力などについて、国内外のフィールドワークで学ぶスタディーツアーも実施している。
<表の見方>
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全国約3000高校を対象にアンケートを行い、766校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。
東京科学大は東京医科歯科大と東京工業大の合計