昭和女子大学、進路指導教諭が評価する女子大学で6部門1位を獲得

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昭和女子大学、進路指導教諭が評価する女子大学で6部門1位を獲得

昭和女子大学(学長:金尾朗、東京都世田谷区)は、2024年「進路指導教諭が評価する大学」(大学通信調べ)において、「教育力が高い」「グローバル教育に力を入れている」「改革力が高い」「入学後生徒を伸ばしてくれる」「面倒見が良い」「就職に力を入れている」の6部門すべてで女子大学全国1位を獲得した。このランキングは、全国約3,000校の高校を対象としたアンケート調査(回答校数766校)の結果に基づくものである。

昭和女子大学は、教育力の高さで評価を得ている。グローバル教育やプロジェクト型学修、キャリア教育を柱とし、全学生に幅広い学びの機会を提供している。専門性を養うだけでなく、現代社会で求められる実践的な能力を育む教育を展開していることが特徴である。

グローバル教育にも注力しており、1988年に設立された海外キャンパス「昭和ボストン」をはじめ、55の海外協定校や隣接するテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)との連携を活かして多様な留学プログラムを用意している。また、TUJや海外の提携大学との間で2つの学士号を取得するダブル・ディグリープログラムを実施し、すでに90人以上の修了生を輩出するなど、国際的な学びを推進している。

改革力の高さも特徴の一つである。2010年以降、新しい学部・学科を次々と設置し、社会と学生のニーズに応える取り組みを続けてきた。2025年には国際学部の改組を行い、2026年には新設計画中の総合情報学部の設置を予定している。こうした積極的な変革が高く評価されている。

さらに、入学後の学生の成長を支援する仕組みが充実している。企業や自治体と連携した100以上のプロジェクト型学修を通じ、学生が主体的に学び、挑戦する環境を整備している。学科横断型のプロジェクトでは、異なる専門性を持つ学生同士が知識を共有し、新たな学びを創出している。

学生への面倒見の良さも際立っている。教育現場において教員と学生の距離が近く、授業やゼミ活動を通じて個別指導を実践している。さらに、クラスアドバイザー制度を導入し、学生生活や進路の相談に応じる体制を整えており、学生一人ひとりの成長を支援している。


就職支援においても高い評価を受けている。2023年度の実就職率ランキングでは、卒業生1000人以上の女子大学で1位を獲得した(大学通信調べ)。キャリア教育、就職支援プログラム、社会人メンター制度の三本柱で支援を行い、社会人メンター制度では、社会人女性約370人が学生に具体的なアドバイスを行っている。この支援体制が、学生のキャリア形成を後押ししている。