神戸女学院大学が「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学(全国女子大)」「面倒見が良い大学(近畿女子大)」においてそれぞれ1位に — 進路指導教諭へのアンケートによる2022年「大学ランキング」
神戸女学院大学(兵庫県西宮市)は、2022年「大学ランキング」(大学通信調べ)において、複数の項目で上位にランクイン。「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学」で全国女子大学1位、共学を含めた近畿地区全大学の7位となったほか、「面倒見が良い大学」でも近畿地区の女子大学1位となり、少人数制教育や手厚いキャリアサポート、それらによる学生の満足度の高さなどがうかがえる結果となった。また、「グローバル教育に力を入れている大学」でも全国女子大学5位、近畿女子大学2位にランクインしている。同大では2024年4月に国際学部と心理学部の新設も予定(設置構想中)しており、今後もさらなる教育環境の充実を図っていく。
◆神戸女学院大学の2022年「大学ランキング」における主なランクイン項目
「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学」 全国女子大 1位、近畿 7位
「面倒見が良い大学」 近畿女子大 1位、近畿私立大 3位
「グローバル教育に力を入れている大学」 全国女子大 5位、近畿女子大 2位
「小規模だが評価できる大学」 近畿 1位、全国私立大 8位
「生徒に勧めたい大学」 近畿女子大 2位
「2022年著名400社実就職率」 西日本私立女子大 1位 (同3年連続1位)
(『大学探しランキングブック2023』(大学通信)より)
※大学通信調べ。「著名400社実就職率」以外の項目は全国の進路指導教諭を対象としたアンケート調査によるもの
■神戸女学院大学の「少人数制教育」と「キャリアサポート」
神戸女学院大学が高い評価を受けている要因の一つが、小規模大学だからこそ可能な徹底した「少人数制教育」と手厚い「キャリアサポート」である。1クラスあたり約15人という環境で丁寧な指導を行っている少人数制教育は、学生一人ひとりの発言機会が多くなることで、主体性とコミュニケーション能力が自ずと養われるというメリットも備えている。
一方で、学生が安心して就職活動に臨めるキャリアサポートも充実。年間130回にも上る就活講座やセミナーを実施しているほか、全学生がキャリアカウンセラーとの個別面談を受けることができ、進路の悩み相談からエントリーシートや履歴書の添削まで幅広い支援が行われている。
これらの要因が「入学後、生徒を伸ばしてくれる」「面倒見が良い」「小規模だが評価できる」「生徒に勧めたい」などの項目における上位でのランクインに繋がったといえる。
■「全学共通英語教育」によるグローバル教育への高評価
「グローバル教育に力を入れている大学」では、近畿地区の女子大で第2位、全国女子大で第5位にランクイン。こうした高い評価には、神戸女学院大学のもう一つの特長である「全学共通英語教育」が大きく影響している。全学科の学生を対象にした同授業は、英語の基本表現やディスカッションの方法などをはじめ、興味のあるテーマや各学科の専門領域を英語を使って学ぶことができるカリキュラムとなっている。
また、2024年4月には現在の文学部英文学科が改組・独立し、「国際学部」が発足する。
■2024年4月に国際学部と心理学部が誕生(設置構想中)
新たに開設を予定している国際学部には、英語で学び英語で挑戦する学生を育てる「英語学科」(定員100名)と、世界の課題を受けとめ誰もが自分らしく生きられる持続可能な社会の担い手を育てる 「グローバル・スタディーズ学科」(定員50名)を設置する。
また、同じ2024年4月には、社会的なニーズの多様化・専門化に応えるために、人間科学部心理・行動科学科を改組し、心理学部心理学科(定員96名)を新設することも予定している。
《新学部サイト》
https://newfaculty.kobe-c.ac.jp/