入学後、生徒を伸ばしてくれる大学ランキング2022(九州編)

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入学後、生徒を伸ばしてくれる大学ランキング2022(九州編)

写真=立命館アジア太平洋大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学ランキング(九州編)」だ。

1位は九州工業大学と立命館アジア太平洋大学が30ポイントで並んだ。立命館アジア太平洋大学は、授業の約95%を日本語と英語の両方で開講。入学後に英語4技能を測るプレイスメントテストを実施し、学生一人ひとりの英語レベルにより、専門科目を日本語あるいは英語で学ぶかを選択する。そのため、同大では専門分野を英語で学ぶために必要な英語力を全学生が身につけられる言語教育を展開。英語教育では、習熟度別の少人数クラスによって段階的に学ぶことができ、上級クラスでは英語での論文作成や討論にも取り組む。また、AP言語教育では、中国語、韓国語、ベトナム語、タイ語、スペイン語、マレー語・インドネシア語の6言語を段階的に学ぶことができる。

3位は九州大学で26ポイント。4位は福岡工業大学で18ポイント。福岡工業大学は、就職率99.9%(2022年度卒業生実績)と、毎年高い就職実績を上げている。就職支援においては、1年次から就業意識を高めるために、セミナーや講演の実施、インターンシップやキャリア支援科目の導入、学科別の指導体制など、大学全体で学生のキャリア形成をサポートする体制が整えられている。また、学生一人ひとりに合った支援ができるよう「個別指導」に力を入れ、担当者が細かい相談にも対応。年4回以上実施される「学内合同企業説明会」では優良企業との出会いの場を提供している。さらには県外の企業を受験する際の往復の交通費を補助するなど、遠方での就職活動も応援している。

5位は宮崎公立大学で11ポイント。6位は福岡女子大学で7ポイント。7位には九州産業大学、鎮西学院大学、尚絅大学、九州保健福祉大学が5ポイントで並んだ。
九州産業大学は、KSU基盤教育やKSUプロジェクト型教育など、独自の教育プログラムが特徴だが、グローバル教育においては、将来グローバル企業などで活躍したいと考える学生を対象とする「グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP)」を設置。国連ハビタット福岡本部との連携による講義や、国際社会の第一線で活躍する実務家を招いて行う授業などを通して、3学部の学生が同じ目標に向かって学んでいる。GLPの新たな科目として、米国・スタンフォード大学が提供する異文化理解教育プログラムを同大オリジナルの内容とした「Stanford e-KyuSan-U」を導入。今後はスタンフォード大のサマーセッションの短期留学や、芸術学部間での交流なども検討されている。

鎮西学院大学は、創立から140年以上の歴史を誇り、少人数制の利点を生かした丁寧な指導が特徴だ。キャリア支援においてもその姿勢は同様で、福祉系などの国家試験や公務員試験、教員採用試験への対策講座など、1年次から学生一人ひとりのライフデザインに基づくサポートを実施している。また、全学科共通の必修科目「コミュニティサービスラーニング(CSL)」では、「知識・技術力」「課題発見力」「コミュニケーション力」「社会的関係形成力」「多文化理解力」「自己実現力」の6つの力を身につけるための多彩なプログラムを用意。地域活動に特化した課外活動プログラムを通して、座学で得た知識を実践で生かし、自己実現力を高めることを目的としている。

※九州保健福祉大学は2024年4月に九州医療福祉大学へ校名変更予定。

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<表の見方>

全国の約2000進学校を対象にアンケートを行い、624校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
設置の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。

 

入学後、生徒を伸ばしてくれる大学ランキング2022(九州編)


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