改革力が高い大学ランキング2019(中国・四国編)

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改革力が高い大学ランキング2019(中国・四国編)

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は改革力が高い大学ランキング(中国・四国編)だ。

社会科学系総合大学へ進化を遂げた広島経済大

1位は75ポイントの広島大、2位は12ポイントの岡山大、3位は9ポイントの広島経済大となった。

広島経済大は、1967年に中国・四国地区唯一の経済を専門とする大学として開学。以来、時代に即した教育拡充に取り組んできた。そして、2019年4月には、経済学部、経営学部、メディアビジネス学部の3学部5学科の社会科学系総合大学へと進化。独自の教育プログラムで、グローバル化やIT化など、変化の激しいビジネスの最前線で活躍できる人材の育成を目指す。

健康・医療・福祉分野に幅広く貢献する広島国際大

4位は8ポイントの徳島大と高知大、6位は7ポイントの愛媛大、7位は5ポイントの公立鳥取環境大と広島国際大、広島文教大の3大学、10位は4ポイントの鳥取大という結果となった。

7位の広島国際大は、1988年に医療福祉学部と保健医療学部の2学部で開学。「保健・医療と福祉を軸に世界平和を創造する大学」という理念のもと、社会に貢献する多くの人材を輩出してきた。その後、何度か学部の増設や改組を重ね、2020年4月に健康スポーツ学部、健康科学部を加え、保健医療学部、総合リハビリテーション学部、看護学部、薬学部の6学部体制で新たにスタートした。

また、学部間の専門職連携教育強化のため、20年4月から東広島キャンパスと呉キャンパスの2キャンパス体制に移行。教育環境のさらなる充実のため、全学でキャンパス整備が進行中だ。

<表の見方>

全国の進学校約2000校の進路指導教諭にアンケートを実施し、857校からの回答を基にランキングを作成。5校連記で記入をしてもらい、1番目の記入校を5ポイント、2番目を4ポイント、3番目を3ポイント…として集計した。2019年7月調査。
大学名の◎は私立、※は国立、無印は公立を表す。


改革力が高い大学ランキング2019(中国・四国編)