面倒見が良い大学ランキング2019(北陸・東海編)
写真=名古屋商科大学
多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は面倒見が良い大学ランキング(北陸・東海編)だ。
学生による学生のためのサポートを取り入れる名古屋商科大
金沢工業大は424ポイントで、全国編のランキングで15年連続トップ。北陸・近畿編のランキングでももちろんトップだ。
2位は42ポイントの名古屋商科大だ。大きな特徴は、学生による学生のためのサポートを取り入れている点。1年生全員が参加するAL(アクティブラーニング)入門では、教員とともに先輩学生ALサポーターが運営やサポートを行っている。先輩学生が1年生を支え、自分自身も成長できる制度となっている。
岐阜女子大は全国の女子大で1位
写真=岐阜女子大学の学内企業説明会・研究会
3位は福井大と岐阜女子大だ。40ポイントで全国編では14位に相当する。岐阜女子大は全国の女子大でトップだ。
岐阜女子大は学生の約7割が県外出身者で、地元に戻っての就職を推奨している。岐阜で4年間学んだ学生が力をつけて地元に帰ってくる姿を見ることで、「面倒見が良い」という評価につながっているのかもしれない。
※姉妹サイトのユニヴ・プレスでは、岐阜女子大のキャンパスと寮に実際に足を運んで、取材記事を掲載。
日本一「面倒見の良い」女子大学、岐阜女子大学に行ってみた!前編
同・後編
<表の見方>
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全国の進学校約2000校の進路指導教諭にアンケートを実施し、857校からの回答を基にランキングを作成。5校連記で記入をしてもらい、1番目の記入校を5ポイント、2番目を4ポイント、3番目を3ポイント…として集計した。2019年7月調査。
大学名の◎は私立、※は国立、無印は公立を表す。