面倒見が良い大学ランキング2019(北海道・東北編)

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面倒見が良い大学ランキング2019(北海道・東北編)

写真=札幌学院大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は面倒見が良い大学ランキング(北海道・東北編)だ。

国公立大が上位を占める

トップは東北大だ。212ポイントは全国で見ても、15年連続トップの金沢工業大に次ぐ数値となっている。2位は国際教養大で99ポイント、3位は山形大で35ポイント、4位は小樽商科大で31ポイント、5位は北海道大で29ポイントだ。


6位の秋田県立大、7位の北見工業大と公立はこだて未来大も含め。国公立大が上位を占めた。

就職に力を入れる私立大が複数ランクイン

私立大に目を向けると、札幌学院大が唯一トップ10入りを果たした。多くの企業が採用試験や社員教育などで利用する「コンピテンシー検査」を新入生全員に実施するなど、目的意識をもって大学生活が送れるように早期から進路や就職について考える機会を設けていることが特徴だ。北海道の私立大では他に、看護師などの国家資格取得に強い天使大と、航空、観光、卸・小売、金融、福祉など幅広い分野への就職に強い北星学園大もランクインしている。

八戸工業大も早期の就職支援が特徴だ。キャリア教育は入学と同時に始まり、1年次から3年次まで「キャリアデザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ」の科目を設置。自己分析や講義・講演会などを通して就職への意識づけを行っていく。この成果はしっかりと就職実績に表れており、2019年春の卒業生の実就職率*99.2%は全ての大学で全国6位だ。

*実就職率=就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100で算出

<表の見方>

全国の進学校約2000校の進路指導教諭にアンケートを実施し、857校からの回答を基にランキングを作成。5校連記で記入をしてもらい、1番目の記入校を5ポイント、2番目を4ポイント、3番目を3ポイント…として集計した。2019年7月調査。
大学名の◎は私立、※は国立、無印は公立を表す。

面倒見が良い大学ランキング2019(北海道・東北編)