追手門学院大学の入試志願者数が7年連続で増加 ─ 新教育コンセプトWIL(Work-Is-Learning) や新キャンパスなどが要因
追手門学院大学(大阪府茨木市/学長:川原俊明)はこのたび、2019年度一般入試(2019年度入学者対象の入試)の出願結果を公表。総志願者数は27,684人で、前年の総志願者数を8,565人上回り(対前年比145%)、7年連続で志願者が増加したと発表した。また一般入試だけをみても、前年を3,286人上回る15,798人と、7年連続で志願者数が増加している。
【ポイント】
●追手門学院大学の2019年度入試総志願者は27,684人。対前年比145%、7年連続増加。
●一般入試志願者も7年連続の増加。
●志願者増加の要因は、本学の入試・教学・就職改革の成果への評価、入学定員の厳格化運用。
同大では志願者が増えたことについて、
(1)1年次生全員が学ぶ新キャンパス・茨木総持寺キャンパスの開設
(2)新教育コンセプトWILの下、学生の主体的な学びを促す教学改革の進展や就職支援の充実に対する高校・受験生からの評価の向上
(3)入試制度の見直し
に加え、
(4)大都市圏大規模校の入学定員の厳格化運用(合格者数の減少)に伴う中堅校人気の上昇
といった外部環境を要因として考えている。
同大は4月に、1年次生全員と地域創造学部および国際教養学部の学生およそ3,000人が集う学びの一大拠点として、新キャンパス「茨木総持寺キャンパス」を開設。同キャンパスはJR総持寺駅、阪急総持寺駅から徒歩圏内と交通の便がよく、キャンパス内は全面禁煙となっている。
7日には同キャンパスで初めてとなる入学式を行い、9日からは授業も開始。本格的な新キャンパスの運用が始まる。
同大では引き続き教学改革を進め、学生の主体的な学びを全面的に展開していく。
- (参考)
- ●福岡工業大学(福岡県)
・2018年度一般入試志願者数:10,090人
・2018年度入試までの連続年数:13年連続
●龍谷大学(京都府)
・2018年度一般入試志願者数:55,444人
・2018年度入試までの連続年数:8年連続
●桃山学院大学(大阪府)
・2018年度一般入試志願者数:15,415人
・2018年度入試までの連続年数:8年連続
●追手門学院大学(大阪府)
・2018年度一般入試志願者数:15,798人
・2018年度入試までの連続年数:7年連続
*7年連続で増加しているのは、追手門学院大学のほかに4大学。
※増加開始時の志願者数が1,000人以上の大学を対象。原則として、推薦、AO等は含まない(2019年4月1日現在/調査:大学通信)。