大学入学共通テストが9日後に実施される。
26年度の共通テスト志願者数は、49.6万人で前年より0.2%増加した。高校卒業見込者(現役生)が1.3%減少した一方で、高等学校卒業者(既卒者)が増加したことが特徴だ。
26年の共通テストは、高校経由での出願から生徒個人によるインターネット出願に変わったことで、これまでのような出願受理通知や受験票の郵送が省略された。受験に関する確認は、メールや共通テスト出願サイトのマイページで行う。昨年まで受験票とともに郵送された「受験上の注意」も、大学入試センターのウェブサイト上から入手する。
前年は、新課程に対応した試験になったことにより、教科・科目をはじめ出題方法や試験時間、科目登録の方法などでの変更が大きかった。26年度の共通テストでは、前年に設けられていた旧課程履修者に対する経過措置が終了したほかには、出題科目・試験時間等の変更はない。
26年からの大きな変更としては、受験票を生徒本人が出力することがあげられる。出願サイトのマイページから受験票を取得し、自宅やコンビニなどで予めA4サイズの紙に印刷して試験当日に持参する。受験票に記載されている試験場名と道順、受験教科名と備考欄は必ず確認しておくこと。印刷はカラー、白黒どちらでもよいが、余白や裏面にも書き込みは一切できない。カンニングとみなされるおそれがあるからだ。試験場へのルートや受験する科目などのメモが必要な場合は、別に紙を用意すること。受験票は、試験当日は常に携帯する必要がある。紛失したり持参し忘れた場合は、試験場本部で仮受験票の交付が受けられる。入室終了時刻が迫り、時間に余裕がなければ、試験室で監督者に申し出てもよい。試験中は二つに折り、受験番号、名前、顔写真等が見えるように机上に置く。
また、26年から身分証明書の携帯が必須になった。顔写真付きで試験当日有効なものとされ、仮受験票の交付などで本人確認が必要な際に提示を求められる。現役生は生徒証を持っていれば問題ない。
当日は時間に余裕を持って試験場へ行くのはもちろんだが、悪天候や交通機関の事故や災害などの際には、試験開始時間が繰り下げられることもある。困った時には受験票に記載されている「問い合わせ大学」に連絡すればよい。
試験前日までの準備や当日の解答方法などについて、「受験案内」や「受験上の注意」に目を通し、確認することを促したい。
