「必須」「選択」「免除」の識別機能を新たに搭載して
英語外部試験<スコア別>利用可能大学検索【ヨンナビ】がスタート

入試
「必須」「選択」「免除」の識別機能を新たに搭載して 英語外部試験<スコア別>利用可能大学検索【ヨンナビ】がスタート

一般選抜(共通テスト利用方式を含む)で英語外部試験の利用が可能な私立大学を検索できるウェブサイト、「英語外部試験<スコア別>利用可能大学検索【ヨンナビ】」の2026年度入試版が9月1日にリリースされた(運営管理は豊島継男事務所・株式会社美灯学舎)。

26年度版では、出願時に英語外部試験のスコアを証明する書類を願書と共に提出した際、試験日の英語受験に関して、「必須」「選択」「免除」の識別機能を新たに搭載(共テ利用方式の場合には、共テの英語受験に関する識別)。
 「必須」=スコアを提出した場合でも、試験日の英語受験を義務づけている選抜方式。
 「選択」=スコアを提出した場合、試験日の英語受験をするかどうかを、受験生が選択できる選抜方式。
 「免除」=提出したスコアを英語の得点とするので、試験日の英語受験は必要がない選抜方式。
これにより、志望校の試験当日の英語に関する情報が入手できると同時に、「試験日当日に英語の試験がない(=事前に英語の得点を確保できる)」方式だけの絞り込みなども可能になった。

26年度入試では英語外部試験利用を可能とする大学がさらに増加し、8月26日現在で全私立大の52.6%に相当する307校の導入が確認できている。英語外部試験の効果的な利用が合否に及ぼす影響はますます大きくなっている。

対象となる英語外部試験は英検をはじめとして複数あり、利用できる検定、利用方法、必要となるスコアなどは大学によって異なる。大学が求めるスコアや、受験生が獲得したスコアがどのように評価されるかを確認するための情報サイトは数多くあるが、それらのサイトではすべての英語外部試験を同時に一括検索することができないのが現状だ。

【ヨンナビ】は試験実施団体の垣根を超え、英検・GTEC・TEAP・ケンブリッジ英検・TOEFL・IELTSについて、共通テスト利用方式を含む一般選抜で英語外部試験を利用できる私立大を同時に一括検索できるウェブサイトとして2019年11月に開設。「簡単!検索フォームの使い方動画」の導入などの改良が加えられてきた。

【ヨンナビ】の特徴は、①異なる英語外部試験のスコアを同時に確認できる、②英語外部試験の利用方法を出願要件・得点換算・加点などに分類した上、獲得スコアの評価を詳細に表示、③動画で利用方法を紹介しているので、「どの検定を受検するか」「志望校が求めるスコアを確認したい」「自分のスコアがどのように評価されるかを知りたい」といった受験生のニーズに対応、などである。

進路指導や出願校選択の際に、情報収集にかける時間を軽減すると同時に、合格可能性を高めたり選択肢を広げたりする有益なツールとして、「英語外部試験<スコア別>利用可能大学検索【ヨンナビ】」の効果的な活用をお奨めしたい。

【ヨンナビ】はこちら https://4skills.im-kobetu.com/