私立大の最難関校の一つである早稲田大の出身高校別合格者数ランキングが発表された。
2025年度(25年4月入学)の早稲田大一般選抜は、志願者数95,938人に対し、正規合格者数は14,825人で倍率(志願者数÷合格者数)は6.5倍だった。志願者数は前年比6,518人増であるが、合格者数は20人減となった。これにより、倍率は前年の6倍から6.5倍へと上昇した。
競争がさらに激化した早稲田大だが、上位校の顔ぶれに変化はあったのか。出身高校別合格者ランキングを見ていこう。
1位となったのは開成(東京)で253人。前年に渋谷教育学園幕張から1位の座を奪還した開成が、今年もトップを維持した。
2位は横浜翠嵐(神奈川)で233人。前年から93人増と大きく合格者数を伸ばし、前年9位から2位に急上昇。
3位は栄東(埼玉)で217人。78人増で前年8位から大きく順位を上げた。
4位は日比谷(東京)で207人。10人増ではあるが、横浜翠嵐、栄東の躍進に押され、前年3位から後退。
5位は麻布(東京)で201人。54人増と大幅な増加で前年7位から順位を上げた。
6位は渋谷教育学園幕張(千葉)で196人。7位は聖光学院(神奈川)で189人。8位は市川(千葉)で157人。この3校は前年と同水準の合格者数を確保しているが、横浜翠嵐、栄東の躍進に押され順位を落とした。
9位は女子学院(東京)で154人。30人増で前年17位から大幅ランクアップ。
10位は県立千葉(千葉)で144人。34人増で前年25位からトップ10入り。
2025年度の一般選抜は前年より合格者数が少なかったにもかかわらず、ランキング上位の高校の合格者数は軒並み増加している。
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<表の見方>
総合型・学校推薦型選抜を除くデータを掲載。合格者数は正規合格のみのもの。
データは速報値を含み、今後変動する場合がある。設置欄の※印は国立、◎印は私立、無印は公立。大学通信調べ。
※16位以降の高校につきましては、下記のページでご覧いただけます。
早稲田大学2025年 大学合格者 高校別ランキング
2名までの内訳は有料でご覧いただけます