2016年に始まった東大の学校推薦型選抜(以下、推薦型。導入当初の名称は推薦入試)は、今回で10回目を迎えた。推薦型に強いのはどの学校だろうか。この10年間累計の合格者数ランキングを見ていこう。なお、25年の合格者は2月20日現在の判明分で、筑波大附駒場(東京)など未回答の学校は24年までの累計で集計している。
東大の推薦型に出願できるのは、16年から20年までは1校当たり2人までで、かつ男女は各1人までとなっていた。21年からは制限がやや緩和され、1校当たり4人までで、かつ男女は各3人までとなった。そのため、16年から25年までの10年間で出願できた人数の合計は、共学の場合は30人、男子校と女子校の場合は20人までとなる。
10年間で最多の合格者を出したのは、渋谷教育学園渋谷(東京)で20人。次点は日比谷(東京)の17人で、この2校だけが10年間途切れることなく合格者を出している。
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<表の見方>
※印は国立、◎印は私立、無印は公立を示す。
2月20日12時現在の判明分。
非公表・未回答の高校は掲載していない。
大学通信・サンデー毎日・AERAの3社共同調査。
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