2023年度東京大学が第2次学力試験(前期日程)合格者を発表
東京大学は3月10日12時に、第2次学力試験(前期日程)合格者を発表した。
共通テストを利用した第1段階選抜は文科Ⅲ類では行われず、それ以外の科類で7189名が合格した。第2次学力試験の合格者は2997名。合格者成績は最高点、最低点、平均点ともに全ての科類で昨年を上回った。
合格者における関東以外の比率は42.4%(学校推薦を含む、検定その他を除く)。昨年の39.8%を上回った。
現役生の割合は73.4%で東京大学発表の資料では過去5年間で最も高い数字となった。
一般選抜の女子比率は志願者が22.5%、合格者が21.8%。学校推薦・一般選抜・外国学校などを合計した女子合格者の合計は711名で比率は22.7%となり、昭和21年以降では過去最高の女子比率となった。
その要因として、藤垣裕子入試担当副学長は①藤井総長の方針である「ダイバーシティ&インクルージョン」の浸透。②女子生徒に対する様々な広報を実施したこと。③女子学生への住まい支援の実施を挙げている。藤垣副学長は女子比率の上昇を受けて「結果に大変喜んでいる。志が高く能力が高い生徒が受けてくれたことは有難い」とコメントした。
大学通信では3月10日15時頃よりYouTubeライブで、2023年東京大学高校別合格者数速報を実施する。
https://youtube.com/live/VVNI28oxkgU