国公立大志望の受験生も注目したい 自分に合った経験を選べる國學院大學の一般入試|國學院大學
文化の発信地である渋谷、恵比寿、表参道に徒歩圏内の「渋谷キャンパス」と、緑豊かな閑静な住宅街に位置する「横浜たまプラーザキャンパス」から、日本を世界に発信できる人材を輩出する國學院大學。多様な受験生を受け入れるために、多彩な入試を実施している。
国公立大や難関私大を第一志望に据える受験生は、センター試験利用入試や複数併願が可能な入試方式などを活用し、戦略的な受験プランを考えておく必要がある。そんな受験生が注目したい、自分に合った試験で勝負できる國學院大學の入試制度を紹介する。
得意科目を活かせる國學院大學の一般入試
受験で実力を発揮するには平常心で臨むことが何より大事。早めに併願パターンを考えるなど準備を進めることで、安心して最後の追い込みに備えることができる。今は各大学がさまざまな受験制度を用意しており、それらを最大限に活用した受験戦略を練ることが、合格への近道といっても過言ではない。
多彩な入試制度を備える大学の一つが國學院大學。受験生は、「得意科目を活かしたい」「国公立大と併願したい」といった、それぞれの希望に合わせた受験プランを組むことが可能だ。
國學院大學の入試制度を詳しく見てみよう。募集人員が最も多い一般方式「A日程」は、オーソドックスな均等配点型の《3教科型》、得意科目を活かせる《得意科目重視型》、学部学科独自の方法で判定する《学部学科特色型》の3日程から選べる。
3日程とも併願が可能で、一部の日程では複数学科への出願も可能。さらに、併願割引「応援割」を備えるなど、複数の受験機会を確保しやすい制度となっている。
地方の受験生は、「A日程」が國學院大學の2会場(渋谷キャンパス、横浜たまプラーザキャンパス)に加え、全国8会場(札幌、仙台、新潟、長野、静岡、名古屋、大阪、福岡)で受験できることに注目だ。「応援割」と組み合わせることで、時間、費用の両面で負担を軽減できるメリットは大きい。
「A日程」の《得意科目重視型》は、3科目のうち最高成績の科目の得点を偏差値換算後2倍に換算して判定する。不得意科目をカバーできるので受験生にとっては心強い入試方式だ。一般方式「B日程(後期)」は、人間開発のみが3科目実施。文、神道文化、法、経済は2科目入試で実施されるため、同じく得意科目で勝負できる。
国公立大志望者は注目 センター試験利用型入試
国公立大を第一志望とする受験生は、大学入試センター試験の成績のみで判定される「V方式」を活用し、受験の負担を減らしながら合格を確保するのも一案。センター試験前に出願を締め切る「V方式Ⅰ期(前期)」と、試験後にも出願できる「V方式Ⅱ期(後期)」の2種類がある。どちらも複数の学部学科(専攻)の併願が可能だ。
「V方式Ⅱ期」の出願締切は3月2日。自己採点の結果を見た上で出願できるうえ、他大学の結果を待ってから出願できるのも大きなメリット。さらに、入学手続締切日が3月21日に設定されており、それまでに合格発表がある受験生は国公立大の合格発表を待つことができる。
多くの私立大入試では、国公立大の合格発表よりも早く入学手続締切日が設定される。そのため、国公立大の受験生は、私立大に合格したとしても経済的な負担を強いられる。こうした負担をいかに減らすかを考えるのも、受験を乗り越える上で重要なポイントだ。
國學院大學の「V方式Ⅱ期」は特に国公立大の受験生に優しい制度であるが、「V方式」にはさらに、前述した「応援割」も適用可能。複数の入試や学部学科への出願で入学検定料が割引になり、費用面の負担が軽減される。こうした國學院大學の各種入試制度を最大限に活用し、安心した心持ちで受験に臨んでほしい。