東洋大学井上円了研究センターが没後100周年を記念した国際シンポ「国際的視野から見た円了哲学」を9月6日に開催

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東洋大学井上円了研究センターが没後100周年を記念した国際シンポ「国際的視野から見た円了哲学」を9月6日に開催

2019年、東洋大学の創立者であり、明治の哲学者としても知られる井上円了の没後100周年を迎えた。円了は明治時代に地球を半周あるいは一周するほどの海外視察を3度も行った国際人であり、そうして培われた知見を民衆の教育と社会の改革・改良へ活かした。井上円了研究センターでは、この没後100周年を機に、円了哲学の国際的な意義を多様な分野から問い直し、次の50年、100年に円了の遺産をつなげようと試みている。


本シンポジウムでは、第一線で活躍されている研究者を招き、円了哲学ならびに東洋思想に関する研究討議を行い、多様な視点からの検討し、より広い文脈へと円了哲学を位置付け、さらなる研究の可能性を模索する。

開催概要

【日 時】 9月6日(金)13:00~18:30(12:30開場)
【会 場】 東洋大学白山キャンパス8号館7階125記念ホール(東京都文京区白山5-28-20)
【主 催】 東洋大学井上円了研究センター
【プログラム】
●13:00~13:10 開会挨拶 竹村 牧男(東洋大学長)
●13:10~13:40基調講演(英語90分)
 ”Transcending the Fixed Gaze”「 所定視点の超克」 
  Rein Raud(タリン大学文学部 教授)
●14:50~17:00シンポジウム(日本語、各30分)
(1)「井上円了とムハンマド・アブドウにおける進化論の受容の相違」
 Hassan Kamal Harb(カイロ大学 准教授)
(2)「井上円了と梁啓超」
 王 青(中国社会科学院 教授)
(3)「井上円了の宗教定義、宗教起源論について」
 Bernat Marti Oroval(上智大学外国語学部 准教授)
(4)「井上円了とカント」
 村山 保史(大谷大学文学部 教授)
●17:00~18:20 コメント・全体討論
●18:20~18:30 閉会挨拶
【コメンテーター】岡田 正彦(天理大学人間学部教授)
【司会】岩井昌悟
【申 込】不要
【参加費】無料

東洋大学井上円了研究センターが没後100周年を記念した国際シンポ「国際的視野から見た円了哲学」を9月6日に開催