成蹊大学が鳥飼玖美子氏による講演会「英語教育改革を考える ─ 異文化コミュニケーションの視点から」を開催
成蹊大学(東京都武蔵野市、学長:北川浩)は7月13日(土)、鳥飼 玖美子氏による講演会「英語教育改革を考える―異文化コミュニケーションの視点から」を開催する。参加無料、要予約。
日本では英語教育改革が1989年から継続して行われている。その主たる目的は、英語を話せない日本人を「話せるようにする」ことにあり、会話偏重の英語教育がずっと行われてきた。それが行き着いた先が、高大接続の名の下に断行された新大学共通テストにおける英語に民間試験を導入する方針である。
本講演では、英語教育改革の歴史を概観し、なぜ効果を上げないのかを検証した上で、「英語の4技能」を大学入試で測定することは必要なのかを問う。また、対案として、異文化コミュニケーションを目的とする国際共通語としての英語の指導を提案する。
※なお、この講演会は、成蹊大学文学部で教鞭を執られた故・中島和先生の御遺志に基づく中島基金の援助を受けて実施されます。
- 「英語教育改革を考える―異文化コミュニケーションの視点から」
- ・講師:鳥飼 玖美子
・日時:2019年7月13日(土)午後2時-3時半(10分ほどの質疑応答含む)
・会場:成蹊大学 本館大講堂
・参加費:無料、要予約。予約は以下URLより
https://bit.ly/2wVM0Oz
・主催:文学部 英語英米文学科
・本講演に関するお問い合わせ先:0422-37-3640 (成蹊大学文学部共同研究室
○講師略歴:
上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。
米国コロンビア大学大学院で英語教授法修士号(MA)を取得。
英国サウサンプトン大学大学院にて博士号(Ph.D.)取得。
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科初代委員長。
現在、立教大学名誉教授、昭和女子大学客員教授。
港区国際交流協会理事長。
NHK「世界へ発信! SNS英語術」講師