聖徳大学が4月2日~7月27日まで収蔵名品展「藤田嗣治」を開催 ─ 大作「優美神」など約20点を無料で一般公開

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聖徳大学が4月2日~7月27日まで収蔵名品展「藤田嗣治」を開催 ─ 大作「優美神」など約20点を無料で一般公開

聖徳大学(千葉県松戸市)は4月2日(火)~7月27日(土)まで収蔵名品展「藤田嗣治」を開催する。

同大では、画家・藤田嗣治がフランスで高く評価されるようになった1920年代後半からフランスに帰化した晩年の1950年代後半までの作品を所蔵。今回の展示では、戦後日本で描かれた大作「優美神」をはじめ、約20点を関連資料とともに展観する。観覧無料。

聖徳大学では教育理念の一つである本物教育を進めるため、文学、音楽、美術、工芸等に関する学術資料や文献等を日本国内はもとより世界各地から収集・保存し、それらを「聖徳博物館」で展示して学生たちに本物の芸術に触れる機会を提供している。

こうしたコレクションの一つに、日本の近代美術史上特筆すべき存在である藤田嗣治(1886-1968)の作品がある。

今年1月16日から3月16日まで、松戸市・松戸市教育委員会との共同企画展「フジタとイタクラ エコール・ド・パリの画家、藤田嗣治と板倉鼎・須美子」を開催。聖徳大学所蔵の藤田作品7点と、松戸市教育委員会等が所蔵する板倉鼎・須美子夫妻の作品10点を展示した。

同展は藤田と板倉夫妻との関係に焦点を当てた初めての展覧会として話題を呼び、会期中には6,000人以上が訪れるなど好評を博した。

同大では引き続き、4月2日(火)から7月27日(土)まで収蔵名品展「藤田嗣治」を開催する。今回の展示では、戦後日本で描かれた大作「優美神」をはじめ、同大所蔵の藤田作品の中から約20点を関連資料とともに展観。
「乳白色の肌」といわれる、藤田が生み出した独特の肌色の美しさは見どころのひとつとなっている。概要は下記の通り。

◆特別展覧会 聖徳大学収蔵名品展「藤田嗣治」

【会 期】 4月2日(火)~7月27日(土)
【会 場】 聖徳博物館(千葉県松戸市岩瀬550 聖徳大学川並弘昭記念図書館8階)
【アクセス】  JR常磐線・新京成線 松戸駅下車 東口徒歩5分
 ※学内に駐車場はありません。お車でのご来場はご遠慮ください。
【開館時間】 9:00~17:00
【休館日】 日曜・祝日および学事日程による休業日
【入場料】  無料
【主な展示作品】
・「雪の中の少女」 1929年 33.5×25.5cm
・「横たわる猫」 1930年 30.5×35.5cm
・「男性の肖像画」 1933年 47.0×39.0cm
・「猫と子猫」 1928年 23.0×32.0cm
・「少女と猫」 1936年 34.0×26.0cm
・「優美神」 1946-1948年 127.5×191.0cm
・「女性と子供」 1950年 44.0×36.5cm
・「母親と二人の子供」 1950年 32.0×23.0cm
・「ジャガイモを抱く少女」 1953年 32.0×23.5cm
・「春の二人の乙女」 1954年 63.5×49.0cm
・「庭園の子供達」 1958年 94.0×95.0cm
・「パンとミルクを持った2人の子」 1958年 54.0×32.0cm
※展示作品は変更することがあります。

・聖徳博物館HP
http://www.seitoku.jp/lib/newhp/seitokumuseum/index-museum.html

聖徳大学が4月2日~7月27日まで収蔵名品展「藤田嗣治」を開催 ─ 大作「優美神」など約20点を無料で一般公開