聖学院大学が「子ども大学あげお・いな・おけがわ」を開催–パイプオルガンや教会音楽を題材にした講義で、子どもたちの知的好奇心を刺激するきっかけに

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聖学院大学が「子ども大学あげお・いな・おけがわ」を開催–パイプオルガンや教会音楽を題材にした講義で、子どもたちの知的好奇心を刺激するきっかけに

聖学院大学(埼玉県上尾市、学長:小池茂子)は、埼玉県上尾市、伊奈町、桶川市に在住する小学校5・6年生を対象にした「子ども大学あげお・いな・おけがわ」を今年も開催する。このイベントは、上尾市、伊奈町、桶川市、日本薬科大学、聖学院大学が連携して毎年実施している全5回のプログラムであり、聖学院大学はそのうち1回目と3回目を担当する。

7月27日に開講される3回目の講義テーマは「キリスト教が育んだ西洋音楽について知ろう!」であり、欧米文化学科の氏家理恵教授が担当する。氏家教授は英文学や美学・芸術論を専門としており、西洋音楽の発展におけるキリスト教の役割について詳しく解説する。特に、誰もが知っている楽曲がもともとはキリスト教教会で演奏されるために作られたこと、また音楽に関連する考え方や用語が教会音楽の中でどのように形づくられているのかについて学ぶ機会となる。さらに、教会の建物が音の響きを考慮して設計されている点にも注目する。講義の後半には、大学生のサポートを受けながらハンドベルの演奏にも挑戦する予定。

「子ども大学あげお・いな・おけがわ」は、上尾市、伊奈町、桶川市、日本薬科大学、聖学院大学が連携して毎年開催するイベントで、上尾市、伊奈町、桶川市に在住する小学校5・6年生を対象としている。子どもたちの知的好奇心を刺激する講義や体験活動を提供し、日常生活ではなかなか出会えない新たな発見や体験を通じて、彼らの「世界」を広げることを目指している。全5回のプログラムで、聖学院大学は1回目と3回目を担当し、その他の講義には上尾市教育委員会生涯学習課が「摘田~田植えをしない米作りを学ぶ~」(終了)、日本薬科大学が「ヤマトシロアリは木を食べてなぜ消化できる」「照らせ!アニサキスライト〜身近に潜む寄生虫を探そう〜」を予定している。