早稲田大学が11月9日・10日に「オープン・イノベーション・フォーラム」を開催
早稲田大学が11月9日(木)、10日(金)の2日間にわたり、「オープン・イノベーション・フォーラム」を開催している。
同大では創立150周年となる2032年に向けて「世界で輝くWASEDA」を標榜し、そのための柱として「研究の早稲田」「教育の早稲田」「貢献の早稲田」を掲げる。
このイベントは「研究の早稲田」の実現に向け、産学官連携の推進、大学発ベンチャーの紹介、文理融合の研究・社会変革につながる研究の紹介、さらには企業等とのマッチングを目的としている。
初日となる9日は、同大の大隈記念講堂でオープニングが行われ、田中愛治総長の開会宣言、文部科学省高等教育局長の池田貴城氏、研究振興局長の塩見みづ枝氏からの挨拶があった。
その後の基調講演では、NTT副社長の川添雄彦氏が「限界打破のイノベーション-IOWN構想から実装へ-」と題し、NTTグループが推進する次世代ICT基盤構想「IOWN(アイオン)」について、そのコンセプトや現状、将来の構想について話した。
2日目となる明日(10日)は、トヨタ自動車社長の佐藤恒治氏、パナソニック社長の品田正弘氏、ソニーグループ社長の十時裕樹氏によるパネルディスカッションが予定されている。ファシリテーターはボストンコンサルティンググループ日本共同代表の秋池玲子氏が務める。4氏はいずれも早大出身。
そのほか、大隈記念講堂からほど近い「リサーチイノベーションセンター(121号館)」では、学内研究者や企業など60の展示ブースがあり、最先端の研究、産学連携の事例に触れることができる。
当日のプログラム、参加申し込みはこちら。
https://waseda-oif23.jp/program