弘前大学が太宰治記念「津軽賞」第2回地域探究論文高校生コンテストを実施 — 10月31日まで「歴史・文化・社会」「技術・環境・食」「ライフ・健康・教育」の各分野で小論文を募集中

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弘前大学が太宰治記念「津軽賞」第2回地域探究論文高校生コンテストを実施 — 10月31日まで「歴史・文化・社会」「技術・環境・食」「ライフ・健康・教育」の各分野で小論文を募集中

弘前大学(青森県弘前市)が「弘前大学太宰治記念『津軽賞』-第2回地域探究論文高校生コンテスト」を実施する。これは、同大の前身の一つである旧制官立弘前高等学校で学んだ太宰治の小説『津軽』(1944年)を記念したコンテスト。

太宰治は、故郷・家族・社会・芸術などに向けた豊かな感受性をもって作品を執筆した。そのなかでも、中期の佳品として知られる小説『津軽』(1944年)は、卓越した観察眼と深い洞察にもとづいて編まれ、地域の地誌、地域論として読むこともできる。

津軽賞は同作品にちなんで設立されたコンテストで、対象となるのは高校生の個人およびグループ。自らの地域についてオリジナルな視点で研究・執筆された小論文を、「歴史・文化・社会」「技術・環境・食」「ライフ・健康・教育」の各分野で応募可能。

高校生の個人およびグループを対象として10月31日(火)まで募集し、結果発表は来年1月を予定している。

■太宰治記念「津軽賞」第2回地域探究論文高校生コンテスト
【募集期間】 2023(令和5)年9月1日(金)~ 10月31日(火)
【応募受付】 弘前大学HPの応募フォーム(下記URL)にて受付
・URL: https://tsugarusho.hirosaki-u.ac.jp/
【応募資格】
 日本国内の高等学校に在籍する高校生(学年は問いません)

【募集部門】
 個人・グループの2部門に分けて小論文(日本語に限る)を募集。各部門の規定字数は以下の通り。
・個人部門 (規定字数 1,200字以内)
 独創的な地域論・地域提案で、自分の力を試してみよう。
・グループ部門(3人以内) (規定字数 2,000字以内)
 「総合的な探究の時間」のチャレンジ目標として、 グループで応募してみよう。
※写真・図・表の掲載は上記の字数制限には含めず、2点まで可。
※グループ部門に応募する高校生は、原則として同じ高等学校に在籍することとする。

【小論文のテーマ・応募分野】
 自らの地域についてオリジナルな視点で研究し、既定の字数以内で表現した小論文を募集します。下記の応募分野を参考にテーマを設定し、研究を進めてください。なお、審査の進行上、応募の際は応募分野を明記。
・応募分野1 「歴史・文化・社会」
・応募分野2 「技術・環境・食」
・応募分野3 「ライフ・健康・教育」
〔小論文審査のポイント〕
 次のような論文を高く評価。
 a.地域やテーマについて十分に調べられている論文
 b.研究方法や結論に至るプロセスが創意に富んでいる論文
 c.論理的に主張が述べられている論文
 d.独創的でユニークな視点あるいは提言がある論文

【賞の内容】
 個人部門・グループ部門
●津軽賞(最優秀賞)[各部門1点]
・賞状
・副賞(図書カード3万円分)
・記念品(弘大グッズ、特製太宰クリアファイル)
・弘前大学ツアー招待
●優秀賞[各部門3点/分野毎に決定]
・賞状
・副賞(図書カード1万円分)
・記念品(弘大グッズ、特製太宰クリアファイル)
●佳作[各部門6点/分野毎に決定]
・賞状
・記念品(特製太宰クリアファイル)
●特別賞(審査員賞)[各部門3点/分野毎に決定]
・賞状
・記念品(弘大グッズ、特製太宰クリアファイル)
●奨励賞[参加者全員]
・記念品(特製太宰クリアファイル)
【賞の発表方法】
 各賞の結果発表については、弘前大学のホームページに「氏名・高等学校名・小論文のタ イトル及び概要等」を掲載するとともに、個人部門の場合は受賞者本人に、グループ部門の 場合は受賞したグループの代表者に、結果を通知。なお、各賞の発送は参加者が在籍する高等学校に行う。
【結果発表】
 令和6年1月(予定)

【応募方法等について】
(1)応募方法等指定期日までに大学HPの応募フォームに入力してください。
(2)個人情報保護の観点から、応募者の応募内容は、「弘前大学太宰治記念 津軽賞」に関連する目的以外で用いることはありません。
(3)審査についての個別のお問い合わせには応じかねます。
(4)小論文の原稿は、PDFデータ(ファイルサイズは5MB以下)に変換して、応募していただきます。
【応募の留意事項】
(1)応募する小論文はオリジナル作品とします。また、他のコンテスト等と重複した応募や過去に他で受賞された小論文の応募は対象外となります。
(2)小論文の著作権は応募者に帰属しますが、HPの掲載や出版等のため主催者が無償で利用することを予め認めるものとします。
(3)応募にあたって、文献・論文、新聞・雑誌記事、インターネット、講演など第三者の研究・著作物を参考にした場合は、出典を必ず明記してください。不備がある場合は、主催者協議の上で審査対象外とすることや、審査結果発表後でも受賞を取り消すことがあります。
(4)応募後は、小論文の修正等は出来ません。
(5)生成系AI(ChatGPTなど)が生成した文章による小論文の応募は認めません。
(6)必要事項が正しく記載されていない場合や、正しく小論文が添付されていない場合は、選考外となり、参加賞が進呈されないことがあります。
(7)賞品は予告なく変更される場合があります。