JAXA宇宙研「はやぶさ2」歴代プロマネ3名が集結!宇宙を学ぶ夏「タッチダウン to 関西学院大学」– 実物大模型がグランフロント大阪・神戸海洋博物館等を巡回 —
関西学院大学(兵庫県西宮市、学長:森 康俊)は7月12日(水)からの1か月間、小惑星探査機「はやぶさ2」実物大模型の巡回展示企画「宇宙を学ぶ夏『タッチダウン to 関西学院大学』」(後援:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA))を実施する。
はやぶさ2実物大模型は同大神戸三田キャンパスを出発し、グランフロント大阪、神戸海洋博物館、同大西宮上ケ原キャンパスへタッチダウンし、8月5日(土)に再び神戸三田キャンパスへと帰還する。各会場で展示とあわせて開催するトークイベントには、「はやぶさ2」の立上げ、製造・打上げ、運用期にプロジェクトマネージャを務めた國中均氏(JAXA 理事・宇宙科学研究所所長)、津田雄一氏(JAXA 宇宙科学研究所 教授)、吉川真氏(JAXA 宇宙科学研究所 准教授)らが登壇し、「はやぶさ2」に関する講演を実施。そのほか宇宙開発を支えるものづくりについてのトークセッションや関西学院大学の教員や学生を交えたクロストークも実施する。
多くの若い世代に「宇宙」の魅力に触れてもらい、学ぶ機会を提供することで、関西学院大学理系4学部の認知向上とともに、「宇宙」ファンの拡大を図る。
■「はやぶさ2」実物大模型巡回スケジュール
7月12日(水) 神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ【学内向け】
7月15日(土) グランフロント大阪 北館1Fナレッジプラザ【一般向け】
7月19日(水)~23日(日) 神戸海洋博物館 メインホール【一般向け】
7月29日(土) 西宮上ケ原キャンパス 中央講堂【一般向け】
8月5日(土)~11日(金・祝) 神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ【小学生・高校生向け/要申込】
「タッチダウン to 関西学院大学」-「はやぶさ2」実物大模型展示特設ページ
https://www.kwansei.ac.jp/ksc/hayabusa2
●「はやぶさ2」実物大模型
今回展示する模型の展示サイズはW5.2m×H3.7m×D4.5m。間瀬康文氏が理事長を務める特定非営利活動法人ギガスターが製作したこの模型は、レーザー高度計、ターゲットマーカーなど細部まで実物を再現している。「小型探査ロボットによる小天体表面の移動動探査」「小惑星での人工クレーターの作成とその過程・前後の詳細観測」など、9つの世界初達成を支えた技術の結晶を全方位から間近に見ることができる。
●関西学院大学理系4学部について
関西学院大学は2021年4月、神戸三田キャンパスに理学部・工学部・生命環境学部・建築学部の4つの理系学部を開設。中でも、理学部 物理・宇宙学科では同キャンパスVIII号館屋上に設置した天体観測ドームでの観測実験をはじめ、JAXAとの連携大学院協定に基づく小惑星リュウグウ地質解析、NASAでの観測実験や宇宙X線観測国際プロジェクトへの参画など、「宇宙」に関する教育研究を積極的に推進している。関西学院大学は、全人類共通のフロンティアである「宇宙」の教育研究に注力することで、真に豊かな人生の実現に貢献していく。