産業能率大学が第16回キャリア教育推進フォーラムを実施–学習評価の本質を考察する~指導と評価の一体化について具体を考える~
産業能率大学が第16回キャリア教育推進フォーラムを実施する。今回のテーマは「学習評価の本質を考察する~指導と評価の一体化について具体を考える~」。
新学習指導要領での高校教育も2年目となり、旧指導要領との切り替わり時期となっている。教科内容もさることながら、大きく変わったのは総合的な探究の時間の導入と観点別評価に代表される指導と評価の一体化だ。今回のフォーラムでは、あらためて探究の本質や意義を考えるとともに学習評価の本質的意義について考察を行う。
また、授業研究会では、新課程と同期するように始まったICT 活用、新課程での教材研究、評価のあり方について、全国各地で活躍する先生方に講師を依頼し、参加者と一緒に研究を行う。令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞した3名の先生が講師として参加する。
さらに、初の試みとして、探究学習の先駆的高校である堀川高校の卒業生が、その経験と成長について語るセッションも用意されている。
開催概要
■日程 2023年8月6日(日)
■時間 12時25分~18時10分
■会場 産業能率大学 自由が丘キャンパス
■定員 150名
■参加費 2,000円
※意見交換会(任意参加) 18:15~20:15 参加費:2,000円
■主催 産業能率大学
■後援 東京都教育委員会 神奈川県教育委員会 千葉県教育委員会 埼玉県教育委員会
申込はこちらから▶https://www.sanno.ac.jp/teachers/jiyugaoka2023.html
< プログラム>
■セッション1 (12:30~14:10)
特別講演「AI時代、これから必要な学びと失敗について」
小宮山 利恵子 先生 株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所 所長/国立大学法人 東京学芸大学大学院教育学研究科 准教授
特別講演「半径5mからはじまる世界」
赤土 豪一 先生 株式会社リクルート キャリアガイダンス編集長/国立大学法人 東京学芸大学客員准教授
■セッション2「授業研究会」(授業+振り返り)※1時限・2時限より1講座ずつ選択
●1時限目(14:25~15:30)
A ICT 活用 (化学)
広島城北中学校 ・ 高等学校 飯盛 聡士 先生
B 日本史
青森県立青森高等学校 金子 勇太 先生
C 国語
和洋国府台女子中学校高等学校 河口 竜行 先生
D 数学
長野県松本深志高等学校 中村 克 先生
E 探究による自己の変化と成長
株式会社進研アド 京都市立堀川高等学校卒業生 坂上 菖一郎 氏
●2時限目(15:40~16:45)
A 生物
熊本県立熊本北高等学校 溝上 広樹 先生
B 公共
北海道深川西高等学校 樋口 知久 先生
C ICT 活用(歴史総合)
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校 勝間田 秀紀 先生
D 数学
熊本県立第二高等学校 豊田 拓也 先生
E 探究によるキャリア開発と学びの進化
株式会社進研アド 京都市立堀川高等学校卒業生 坂上 菖一郎 氏
■セッション3(17:00~18:00)
特別講演「学習評価の本質と観点別評価の生かし方~探究的な学びの充実へ~」
石井 英真 先生 京都大学 大学院教育学研究科 准教授
【意見交換会】(18:15~20:15)※任意参加
授業者・講演者・参加者相互のネットワークつくり