大学生がコロナ禍の暮らしを見つめた映画『コットンダイアリー』が7/9(土)より神戸・元町映画館にてロードショー
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科の卒業制作映像作品『コットンダイアリー』が、2022年7月9日(土)より神戸・元町映画館にて劇場公開される。この作品は、同学科を今年3月に卒業した尾松 琴音(おまつ・ことね)さんが、卒業制作の一環として3年次から取り組んだもの。コロナ禍で自分の暮らしを見つめ直し、周りにいる素敵な人たちの暮らしを訪ねた日記のようなセルフドキュメンタリー映画だ。本作の公開を記念して、初日と2日目の上映後に尾松監督や指導にあたったメディア表現学科教授で映画監督の池谷薫(いけや・かおる)氏らによるトークイベントを開催する。
甲南女子大学文学部メディア表現学科では、メディアにまつわる9つの領域[(1)写真・視覚文化 (2)マンガ・アニメ (3)デザイン・アート (4)編集・インターネット (5)演劇・身体表現 (6)ワークショップ (7)文学・言語表現 (8)ニューメディア (9)映像表現]を組み合わせながら自由に学ぶことができる。本作のプロデューサーは大ヒットドキュメンタリー『蟻の兵隊』の監督で知られる同学科の池谷薫教授。尾松さんは1,2年次に写真や絵画のスキルを磨いたあと、3年次からのゼミで池谷教授の指導を受けた。『コットンダイアリー』では、尾松さん自ら作中のイラストやオリジナル曲の作詞やヴォーカルも担当。4年間の学びの成果が発揮されている。
劇場公開を記念してトークイベントとイラスト展を開催。イラスト展では、尾松さんが2020年4月から現在まで、Instagramで「毎日投稿」を続ける自作イラスト約30作品を厳選公開する。
【開催概要】
■ 上映概要|映画『コットンダイアリー』■
【期 間】2022年7月9日(土)~7月15日(金)
【時 間】全日程共通 14時30分〜(※上映時間:30分)
【会 場】元町映画館(神戸市中央区元町通4丁目1-12)
【料 金】
・一般:1,300円(前売り1,000円)
・学生:800円
[参考リンク]
▽映画『コットンダイアリー』公式HP
https://kottondiary.wraptas.site
■公開記念 スペシャルトークイベント■
▼公開初日
【日 程】2022年7月9日(土)
【時 間】14時30分〜の回上映終了後
【会 場】元町映画館(神戸市中央区元町通4丁目1-12)
【登壇者】
・尾松 琴音(『コットンダイアリー』監督/甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 2021年度卒業生)
・正木 裕也(株式会社銭屋本舗 代表取締役)
・湯本 唯衣(甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 2年)
・池谷 薫(『コットンダイアリー』プロデューサー/映画監督/甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 教授)
▼公開2日目
【日 程】2022年7月10日(日)
【時 間】14時30分〜の回上映終了後
【会 場】元町映画館(神戸市中央区元町通4丁目1-12)
【登壇者】
・尾松 琴音(『コットンダイアリー』監督/甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 2021年度卒業生)
・WAKKUN(絵本作家・イラストレーター)
・松村 貴俊(ミュージシャン/本作の音楽を担当)
・池谷 薫(『コットンダイアリー』プロデューサー/映画監督/甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 教授)
[参考リンク]
▽『コットンダイアリー』スペシャルトーク開催決定!|元町映画館公式HP
https://www.motoei.com/post_event/kottondiary/
■ 公開記念 尾松琴音監督イラスト展「いつものように」■
【期 間】2022年7月7日(木)~7月18日(祝・月)
【時 間】13:00~19:00(最終日~17:00)※火・水休み
【会 場】花森書林(神戸市中央区元町通3-16-4)
【料 金】無料
[参考リンク]
▽映画『コットンダイアリー』公開記念 尾松琴音監督イラスト展「いつものように」|花森書林公式HP
https://hanamorishorin.com/2022/05/未分類/695/
【尾松琴音さんメッセージ】
▼劇場公開に向けて
2020年4月、大学3年生だった私は学校に行けない、そして友達にも会えない日々がつづきました。「おうち時間」なんて言葉があたりまえになり、今思えばとても不思議な時間でした。しかしそんなマイナスのことだけではありませんでした。自分の生活を見つめなおす貴重な時間。それがいつしか”周りの人はどんなふうに生きているのだろう”という好奇心へと変わり、一つになったのがこの映画です。撮影を重ねる日々の中で自分の道を切り開いてゆくことができたのは、今までの出会いがあってこそです。この映画に、そして私の人生に関わってくださったすべての皆様に感謝します。
▼イラスト展の開催に向けて
物心つく前から毎日、絵を描いています。2020年、おうち時間やステイホームなんていう言葉が当たり前になったころ、こんなときだからこそ自分に何かできることはないかと思い付いたのが #1日1絵 でした。今も毎日Instagramに投稿しています。”いつものように”――個展のタイトルをそうしたのも、描き続けている日常を表現したかったからです。いつものように暮らしているけれど、捉え方をちょっと変えるだけで偶然や幸せに気づくことができるのではないか…、そんな思いも込めています。
【尾松琴音さんプロフィール】
1999年生まれ。2018年4月に甲南女子大学 文学部 メディア表現学科へ入学。在学中は写真展の自主開催や大学案内パンフレットへのイラスト提供、大学祭パンフレットの表紙イラストを手がけるなど、1年次から多彩に活躍。卒業制作では4年間の学びの集大成として、映画『コットンダイアリー』の撮影・編集に励む。卒業後、株式会社錢屋本舗に入社。現在は、映像に関わる業務を中心に携わる。