工業技術博物館で2109号蒸気機関車の130歳を祝う、ミニ写真・資料展を開催–日本工業大学
日本工業大学工業技術博物館(以下:工業技術博物館)で動態保存・展示している英国Dübs社製の蒸気機関車2109号が、2021年に130歳を迎えた。そこで、2109号蒸気機関車の130歳を迎えたお祝いとして、ミニ写真・資料展を開催する。
2109号は、英国で製造されてから日本に輸入され、日本鉄道で活躍した後、国有鉄道に買収。その後西濃鉄道に移籍、活躍後、廃車となった。ところがその後、大井川鐵道に移籍し、動態保存されることになり奇跡の復活を遂げた。その後は静態保存となったが、工業技術博物館への寄贈を機に、大井川鐵道株式会社(本社:静岡県島田市)の支援により、再び動態保存されることになり、現在に至る。この2109号は、総数500台以上が輸入された総称B6形の1台であり、その中でも唯一の動態保存機となっている。このように2109号は、幾多の存続の危機を乗り越え、130歳を迎えた。
2109号蒸気機関車の130歳を祝う、ミニ写真・資料展
-くろがねの勇者から至宝への軌跡を振り返る-
【概要】
日 時:2022年3月24日(木)~2022年4月16日(土)
9:30~16:00
場 所:日本工業大学 工業技術博物館 SL館
入場料:無料
申込:不要(開館中に受付にてお申し出ください)