映像学部生・映像研究科生の学びの集大成–2021年度「立命館映像展」をオンラインで開催
立命館大学映像学部・大学院映像研究科は、2月25日(金)~27日(日)の期間、2021年度卒業生・修了生の制作作品や研究成果を上映・展示する「立命館映像展」を開催する。
今回のテーマは、「映像の中へ飛び込め」。新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大から、今年度も会場での開催は行わず、特設ホームページにて全作品をオンライン配信する。また、新たな取り組みとして、作品・研究内容のVOD配信に加え、ライブ配信で出展者が作品で伝えたいメッセージを届ける。
今年度は、映画・ドキュメンタリー・実験映像・CGアニメーションなどの映像作品36点、研究成果のビデオプレゼン、ゲーム・デジタルアーカイブ・メディアアート・VRなどの体験型映像を含む展示作品57点を発表する。(2022年2月10日現在の予定)
《立命館映像展》
開催期間:2022年2月25日(金)11:00 ~ 27日(日) 18:30
開催方法:オンライン 参加費:無料
特設ホームページ: http://www.ritsumei.ac.jp/cias/exhibition2022/
※2月22日(火)17:00公開予定
主催:立命館大学映像学部、大学院映像研究科
■主な見どころ
<上映部門>全36点
韓国の政治犯として、19年間獄中生活を余儀なくされた徐勝氏に関するドキュメンタリー『火傷』、人間の嘘と真実をシュールに描いたドラマ『えんまさん』、修士研究作品として少女と老婦人の何気ない日常の中で「出口のない痛み」を表現するドラマ『雨はバケツを叩く』などを配信いたします。また、CGアニメーションでは、荒廃した近未来の世界をフォトリアルに描いた作品『NEW WORLD』やメイキング映像などをご覧いただけます。
<展示部門>全42点
剣道の”決断のしくみ”に注目したアクションシューティングゲーム『ランナウエイ』、何気なく目にする日本の伝統文様を分かりやすく映像化した『視覚情報を用いた 日本の伝統文様のデジタルアーカイブ』、モーター機構によってディスプレイを自走させるメディアアート作品『シカク』、電車の車窓風景に着目し、疑似旅行の体験を提供する映像インスタレーション『SentimenTrain』、粘土による造形を通じて、日本の伝統色の名前と文化的背景に触れられるプロジェクションAR作品『ImayohClay(今様クレイ)』などの作品を配信いたします。
<修士研究作品>全6点
コロナ禍で遠隔授業を受ける学生を支援する『遠隔授業における3Dアバタと相槌の強調表現を用いた意思表示インタフェース』などの研究成果を配信いたします。