関西外国語大学が2月に「KGU×MGMエデュケーションプログラム」を実施 ~米・ラスベガスの統合型リゾートで学生がIRを学ぶ
写真=関西外国語大学とMGMリゾーツ・インターナショナルの関係者
関西外国語大学(大阪府枚方市)は、合同会社日本MGMリゾーツ(東京都千代田区、代表執行役員兼CEO:エド・バワーズ、以下日本MGMリゾーツ)と協力して、MGMリゾーツが運営するラスベガスの統合型リゾート(IR)で「KGU×MGMエデュケーションプログラム」を実施。同大の学生は2月2日(日)~16日(日)の2週間、このプログラムに参加して、ホスピタリティとサービスを総合的に学ぶ。
本プログラムは、2018年9月からスタートした「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」の一環として実施する体験型の特別研修プログラム。「パークMGMラスベガス」をはじめとする大型統合型リゾートの見学や、現場で働くMGMリゾーツ社員との交流、業務内容の就業体験などを通して、国際的なサービス業務、ホスピタリティ業界における経営のノウハウに関する理解を深めることを目的としている。
参加学生は、「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」の受講学生を中心とした20人。
関西外国語大学の「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」は、マーケティングや会計など経営の基盤となる科目を英語で学び、ホスピタリティ留学と国内外ホテルでのインターンシップを組み合わせた先進的なプログラムで、同大がすでに展開している世界標準をめざした学びと実践力を融合させたものである。
2025年の大阪・関西万博開催に伴い、日本での統合型リゾート(IR)の開業や外資系ホテル等の関西への更なる進出に向けて、ホテルをはじめとしたホスピタリティ業界で活躍する人材が求められている。
同大は、このプログラムを高く評価したMGMリゾーツの協力のもと、次世代のサービス・ホスピタリテイ業界をリードする人材育成を促進する。
MGMリゾーツが日本の大学と連携し、教育プログラムを実施するのは同大が初めて。
【サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム】
国内外のホテルで将来経営に携わる人材の育成を目的に、2018年9月より開設したプログラム。関西外国語大学で1年間、主に英語で開講するマーケティングや会計学などの科目を受講し、国内ホテルでのインターンシップ、海外留学と海外でのインターンシップを行うことにより、海外のホテル等で就労可能な英語力と知識・スキルを身に付け、将来サービス・ホスピタリティ業界でリーダーとなる人材を育成する。
【関西外国語大学とMGMリゾーツとの連携】
MGMリゾーツと関西外国語大学の連携は2018年に始まった。同年11月、「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」の開講を記念する講演会で、MGMリゾーツ・インターナショナル/飲食部門責任者で、チーフ・ホスピタリティ・オフィサーのアリ・カストラティ氏が特別講演を行った。
カストラティ氏は「MGMが考える、統合型リゾート(IR)が日本のホスピタリティ産業」と題した講演で、高いレベルの「おもてなし=ホスピタリティ」の基盤があるからこそ、日本の観光において日本人が主導的役割を担うことが重要だと強調した。
参加学生を対象に行われたオリエンテーション(1月7日)
2018年11月の「サービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラム」の開講記念講演会の登壇者ら