関西大学で「海外留学×SDGsプログラム」が始動
~語学だけではない新たな学びのアプローチ

教育 大学プレスセンター
関西大学で「海外留学×SDGsプログラム」が始動 ~語学だけではない新たな学びのアプローチ

関西大学では、SDGsの視点を組み込んだ新たな海外体験プログラムをスタートさせる。留学先は多様性を体感するのに最適なカナダおよび香港で、9月上旬から中旬の約10日間にわたって実施する。

【本件のポイント】
・留学初心者層をターゲットにした、課題発見型の短期留学プログラム
・語学だけにとどまらない学びや気付きを得て、自身の生き方や個性を見出すきっかけを提供
・SDGsを通じて視野を大きく広げ、国際人としての一歩を踏み出す

本プログラムは、英語研修のみならず、現地の企業訪問やフィールドワークを通じて、グローバル人材に必要な国際的視野とグローバルマインドを醸成するプログラムである。主なターゲットは留学初心者層で、現地学生との交流や社会人へのインタビューを通じて、新たな視点で将来の選択肢を広げ、多様性を理解するマインドの醸成を目指す。

なお同大では、高い意識を持ち、海外で学びたい強い意思のある学生には一定の条件下で給付奨学金を支給する制度を設けており、特に同プログラムに参加する1年次生については、全員を支援対象としている。

留学にSDGsの要素を融合。多様性を理解するマインドを醸成

従来の海外体験プログラムにSDGsの視点を加え、より具体的なコンセプトを打ち出した短期留学プログラムを展開。学生一人ひとりが国際社会の一員としての自覚を持つことで、SDGsが目指す「地球上の誰一人として取り残さない」という目標達成に貢献する。

国際的課題を学び、その解決法を探すマインドを身につけるカナダプログラム

治安が良く、多民族・多文化が共存するカナダ・バンクーバーの地で、世界中の学生とともに英語漬けの生活を送る短期集中プログラム。現地の民間企業やNPO法人などを訪問し、人種・性別・宗教などを問わない教育や雇用機会の創出、働きがいと経済成長を両立させる方法などを調査。国際的な課題を学び、その解決法を自ら探すマインドを身につける。
また、ホストファミリーと過ごすことで現地の文化の理解を一層深める。

【期 間】9月8日 ~ 17日(10日間) 【参加学生数(予定)】22名

グローバルビジネスに必要な英語力、コミュニケーション力を高める香港プログラム

世界一自由と称される経済地域、かつ様々なバックグラウンドが入り乱れる国際金融都市・香港を舞台に繰り広げられる課題発見型の研修プログラム。人材育成ツールとして、パソナエデュケーションの「Pasona Global Edge」を活用し、フィールドワークや現地企業との意見交換、意識調査等の様々な体験セッションを通して、グローバルスキルを磨く。

【期 間】9月2日 ~ 10日(9日間)  【参加学生数(予定)】5名

▼本件の詳細▼
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2019/No39.pdf