異能が共創し、ユニークな発想・手法で医療課題の解決を目指す横浜市立大学の新規教育プログラム
YCUコミュニケーション・デザイン・センター×東京デザインプレックス研究所 新規教育プログラム「Street Medical School」開講
横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センターは、社会人向けデザイナー育成機関「東京デザインプレックス研究所」と共同で、新しい教育プログラム「Street Medical School」を開始した。
このプログラムでは、デザイナーの卵たちと医療従事者、医療従事者を志す者たちが集い、広告・デザイン・医療など各界のトップランナーを講師に迎えて特別授業を行う。その中で、自ら課題を発見し、現代医学の科学性を踏襲しつつ、さまざまな発想・手法でその解決策を確立・実践することのできる人材(Street-medical Fellow)を育成する。
教育プログラム「Street Medical School」 概要
○プログラム理念
「病を診ずして、人々を観よ。」
Street Medical(TM)は、従来の医学術体系に限らず、「実生活の環境(Street)」での知識・技術・アイデア・ノウハウを、積極的に医療の再定義に活用しようというスタンスを表現した言葉である。
○期間
令和元年7月26日(金)~ 令和2年2月末日(隔週開催予定)
○場所
東京デザインプレックス研究所(東京都渋谷区道玄坂2-10-7新大宗ビル2号館9F)など
○カリキュラム
YCU-CDCとTDPにより厳選したクリエイター、医療関係者などの講師陣による、講義・アクティブラーニング・フィールドワークなどを実施しながら、受講生が自らStreet Medical(TM)の趣旨に沿った「企画」を現場に実装することを目標にして研鑽を積む。
- ・講義:YCU-CDCセンター長である武部貴則によるStreet Medical(TM)についての講義を皮切りに、CDCのアドバイザリーを務める古川裕也氏(株式会社電通)、佐藤夏生氏(EVERY DAY IS THE DAY)を始めとした講師陣による講義を通じて、型破りなCreativity溢れる発想力で「人を観る」ことを学ぶ一方で、稲森正彦教授(横浜市立大学 医学部医学教育学)や井上祥氏(株式会社メディカルノート代表取締役)による医療/医学コミュニケーション概論の講義を通じて「人を診る」ことを学ぶ。
・実習:病院や実生活の場でのフィールドワークを通じて、潜在的な課題を発見する。
○コンペの実施
来年2月頃にStreet Medical Affiliate企業と共に開催予定のStreet Medical Idea Competitionにおいて、参加者が企画をプレゼンし、審査後、修了生が、その企画の具体化に向けて活動を進めていく予定。
詳細については添付のPDFをご覧ください。
横浜市大記者発表資料