帝京平成大学が、ちはら台キャンパスの校舎等を全面リニューアル ― 2027年の健康医療スポーツ学部全面移転に向けて
帝京平成大学は2024年度から2026年度にかけて、千葉県市原市に位置するちはら台キャンパスの校舎の建て替え工事を行う計画を発表した。この工事は、2027年4月に健康医療スポーツ学部を同キャンパスに全面移転するためのものである。現在、千葉キャンパスでは健康医療スポーツ学部と助産別科の学生が学んでいるが、今後全学科の学生がちはら台キャンパスに移る予定だ。
帝京平成大学は2027年に開学から40周年を迎える節目を迎えるにあたり、健康医療スポーツ学部のさらなる発展を目指し、ちはら台キャンパス再整備事業を実施することを決定した。
計画の具体的内容は、実学教育の強化と教育・研究環境の充実を図るため、ちはら台キャンパスの既存校舎を一新し、健康医療スポーツ学部のメインキャンパスとして整備することだ。ちはら台キャンパスは京成千原線ちはら台駅から徒歩15分の閑静な住宅街に位置しており、学修や技術の修得に適した環境。この移転により、学生たちはより充実した学習環境で専門分野を深めることができるだろう。
また、新キャンパスは分野を超えた教育の場としても機能し、学生や教職員の交流を促進するとともに、地域社会との連携を深める拠点となることが期待されている。
工事期間は2024年4月から2026年12月までを予定しており、2027年4月に供用が開始される予定だ。完成後のちはら台キャンパスの概要は以下の通りである。
■ちはら台キャンパス リニューアル計画概要■
【計 画 地】千葉県市原市ちはら台西6丁目19番地
【階 数】地上7階、地下なし
【延床面積】約40,000m²
【学部構成】
・健康医療スポーツ学部(柔道整復学科、リハビリテーション学科、医療スポーツ学科、看護学科)
・助産別科
【学 生 数】約3,000人