明海大学が2024年度から歯学部入学初年度の授業料を50%減額

教育
明海大学が2024年度から歯学部入学初年度の授業料を50%減額

明海大学は、2024年度から歯学部(埼玉県坂戸市)の入学初年度(1学年)の授業料を半額に減額することを決定した。今回の減額により6年間の学費総額は1,793万円となり、全国の私立大学歯学部17大学の中で1年次学費と6年間の学費を最も低額に抑えることとなる。

超高齢社会、人口構造の変化及び多様な医療・介護等のニーズや価値観の変化に伴い、歯科医師及び歯科保健医療に求められる役割は大きく変容。歯の形態の回復を主とした「治療中心型」から口腔と全身疾患の関連性を踏まえた口腔機能の維持・回復をめざす「治療・管理・連携型」の必要性が叫ばれ、政府主導による「国民皆歯科検診」の導入実施も具体的検討が進んでいる。また、歯科医師を必要とするフィールドも歯科医院に加えて、地域包括ケアシステムや医科歯科連携において病院、介護福祉施設やリハビリテーション施設等にも急速に広がっており、将来的な歯科医師不足が懸念されているところだ。

このように歯科医師及び歯科保健医療を取り巻く環境が大きく変容する中、明海大学では健全な経営基盤に基づく今回の授業料減額を実施。多くの優秀な若者が歯科医師の道を志し、歯科医学の発展に貢献してくれることを期待している。

詳細は下記ホームページを参照
https://www.meikai.ac.jp/news/post_274.html