青山学院大学 新図書館棟「マクレイ記念館」が 青山キャンパスに2024年4月オープン予定
写真=新図書館棟に設置予定の外部に面した学習スペース(完成予想図)
青山学院大学が、創立150周年記念事業の一環として、新しい図書館棟「マクレイ記念館」を青山キャンパスに2024年4月にオープン予定だ。
この新図書館棟は、学術的な活動を総合的に支援する知の拠点となるだけでなく、情報メディアセンターの教育・研究支援機能も備え、学生や教職員が集うアカデミックな活動拠点としての役割も果たすことが期待されている。
地下1階と地上6階の規模を持ち、約150万冊の収蔵冊数を誇る。教室数は12教室で、座席数は図書館フロアに約1,500席となっており、利用者にとって必要な学術資源や支援、空間のあり方を変化・進化することを重視し、利用者とともに進化する図書館を目指している。
地下1階と1階が情報学習フロア、2〜6階が図書館フロアとして機能する。地下1階・1階では学びに出会い、2〜4階で学びを拡げ、深め、5・6階で学びを究め、地下1階・1階で自らおよび他者の次なる学びにつなげていくという「知のスパイラル」を実現するフロア構成になっている。
図書館フロアには、専門的な文献、研究個室、プレゼンテーションルームが配備され、より専門性が高く静的な活動から発表・討論などまでが可能な環境を提供する。また、地下1階・1階ではグループワークやアクティブラーニングに適した設備、教材や課題の制作環境なども充実している。これにより、新図書館棟は、青山学院大学の学びをさらに進化させる役割を果たすことが期待されている。