成蹊大学が学生の学修成果をイラスト化した特設サイトを公開
成蹊大学(東京都武蔵野市、学長:森雄一)は、学修成果の可視化・教学IR活動の一環として、学生が大学での学び(気づき・考え・振り返り等)を通して、“どのように成長したか“について、学生視点のインタビューとともに、その過程をイラスト化した特設サイト「成長する成蹊大生の図鑑」を公開した。
各学部各学科、学部横断型の特別プログラムで学んだ計17名の学生が、本学での学びの中で得た、気づき・考え方・自身の課題・協働の様子・身についた力等を振り返るとともに、今後の目標も交えて、成長の過程を語っているが、それらをよりわかりやすく伝えられるよう1枚のイラストの中に表現している。
成蹊大学では、学生がより主体的に学修に取り組むことのできる教育を実現するために、一人一人の学生が、学びによって得られた能力・スキルを把握できるよう、教学IR体制を構築し、学修成果の可視化を積極的に推進している。今回の特設サイトは、学修成果の可視化とともに、在学生に対しては、他学生の例から自身の学修成果を振り返り自己理解のヒントとすること、受験生等に対しては、成蹊大学での学びを、広く、かつイメージしやすく発信することも目的としている。
昨今の高等教育における教学IR活動は教職員を主体とした教育成果の把握・可視化が中心となっており、また、一般的な教学IR活動は量的データを収集・分析することに重きが置かれている。今回の取り組みは、学生の声を通じてデータを収集し、学びの成果を捉えなおすことで、量的データに現れない本学の学生の特徴・性質等を見出すといった、従来とは異なった観点からのアプローチであり、これまで得てきた量的データと照合することで、より効果的な分析を実施することも考えている。学修者本位の教育の実現に向けて、今後もより多角的な学修成果の可視化に取り組んでいく。
○「成長する成蹊大生の図鑑」特設ウェブサイト
https://www.seikei.ac.jp/university/aboutus/edu_info/pictorialbook/