関西学院大学は、2022年度秋学期に実施される留学プログラムに参加する学部生を対象に行っている緊急の経済支援を、2023年度も引き続き実施することを決定した。費用が特に高騰している短期の留学プログラムの参加者は奨学金に加え、一律8万円の支援金が追加で受給できまる。また、交換留学など中長期の留学プログラムの参加者は奨学金の半額を支援金として受給（奨学金と合わせて従来の1.5倍）できる予定。
対象学生は関西学院大学のセンターまたは学部が正課科目として提供する2023年度実施の海外派遣プログラムに参加した学部生。単位認定を前提として提供する外国語研修等の参加者も対象に含める。
■大学からのメッセージ
【新関 芳生 国際教育・協力センター長】
関西学院大学は、開学当初から国際教育に尽力しています。2014年度に文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」への採択を受け、全学を挙げて学生の留学に力を入れており、2019年度実績では全学生のうち26％、すなわち4人に１人が留学を経験しています。コロナ禍により多くの学生が留学の機会を失っていましたが、今年度から本格的に留学プログラムを再開しています。円安やインフレによるプログラム費の高騰を受けて経済面から留学を躊躇していた学生も少なくはないと思われますが、今回の支援策を活用して、ぜひ在学中に海外での学びに挑戦し、自らの成長につなげてほしいと願っています。
■関西学院大学が提供する海外派遣プログラム
https://ciec.kwansei.ac.jp/abroad/program/category/