江戸川大学が開学以来の伝統プログラム「異文化理解研修」を3年ぶりに実施 — ニュージーランドで英語や異文化を学ぶ
江戸川大学(千葉県流山市)は8月30日~9月13日、ニュージーランドで「異文化理解研修」を実施した。これは、現地の大学で英語を学び、ホームステイをしながら約2週間を過ごすプログラム。3年ぶりの実施となる今年度は16名の学生が参加し、授業で英語を学ぶだけではなく、現地の人たちとの交流や観光など、楽しみながら異文化に触れていた。
江戸川大学では開学以来、ニュージーランドでの「異文化理解研修」を実施している。これは、英語力を培うだけでなく、異文化体験を通じてグローバルな視野を広げることも目的としたもの。2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響で中断していたが、今年度は3年ぶりに実施した。
33年目を迎えた今年度の参加学生は16名(引率教員:国際交流センター長 新井正彦教授)。8月24日に結団式を行い、8月30日~9月13日まで研修を実施した。学生らは期間中、ホストファミリーの家にホームステイをし、マッセイ大学アルバニー校で英語を学んだ。
大学での授業のほか、学生らは現地のテレビ局やラジオ局を見学。現場のスタッフから機材の使い方を教わったり、ラジオ局では生放送にも出演するなど、貴重な体験をした。
また、参加学生とそれぞれのホストファミリーが食べ物を持ち寄ってポットラックパーティーを開催。他の参加学生のホストファミリーとも交流し、親睦を深めた。
放課後や休日にはオークランド中心部周辺を散策し、観光や買い物を楽しんだり、ホストファミリーと過ごしたりと自由に過ごしていた。
【参加した学生の感想】
・大学の授業では、積極的に英語で考えたり友達と会話したりできました。ホストファミリーとも英語で日常会話をすることができて、英会話力を伸ばせたと思います。 週末や放課後はショッピングや観光をして過ごしました。
・ランチ、ディナーなどの場面で異文化を感じることが多かったです。オークランド、テレビ局、タカプナ屋外マーケット、ビーチなど、色々なところに行きました。ホームステイ先の家族が優しく迎え入れてくれて、一緒に時間を過ごせたことがとても良かったです。
・言葉が全く異なる人達とコミュニケーションを取ることは、すごく難しいことだと思っていたけれど、現地の方はみんな優しく、自分の拙い英語を聞き取ろうとしてくれたり、ゆっくり話したりしてくれて、一生懸命伝えようとすることが大事だとわかりました。ホームステイはとても貴重な経験でした。