関西大学梅田キャンパス起業家育成プログラムから学生ベンチャーが誕生! 初心者向け韓国語学習アプリ『K-up!』を開発~ ユーザー自身が先生にもなれる”学びの循環”ツール

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関西大学梅田キャンパス起業家育成プログラムから学生ベンチャーが誕生! 初心者向け韓国語学習アプリ『K-up!』を開発~ ユーザー自身が先生にもなれる”学びの循環”ツール

写真=代表の中山さん(中央)と創設メンバー

関西大学梅田キャンパスで展開される起業家育成プログラムの参加学生が、韓国語学習ウェブアプリ『K-up!』を運営する会社「株式会社OCHER(オーカー)」を立ち上げた。同社では、様々な韓国文化に触れながら初心者でも楽しく韓国語を学ぶことができるサービスを提供する。

「K-POPが好き」。「韓国ドラマが好き」。「韓国語に興味があるけど、何から始めればいいの?」。そうしたユーザーをターゲットに、韓国語を気軽に学べる勉強方法はないか、と開発されたのが『K-up!』。利用者はアプリ内ポイントを使って学習教材を購入し(10ポイント/1教材)、自分のペースで勉強を進めることができる。さらに利用者自身が教材を投稿することも可能という、学びの循環の仕組みを具現化した韓国語学習教材だ。

勉強方法は、『K-up!』オリジナル教材での読み書き講座をはじめ、K-POPや韓国ドラマ、韓国ことわざなどを教材として学ぶユニークなもの。また、オープンチャットや勉強報告のタイムライン機能も付いているため、韓国文化好き同士の繋がりを形成することもできる。さらに、貯めたポイントは景品交換にも利用でき、韓国の化粧品や文具、雑貨などを入手できる特典も。料金プランはポイント都度購入プランから、教材使い放題の定額プランまで、幅広いニーズに応えられる設計となっている。

2016年に開設した梅田キャンパスでは、スタートアップ支援事業の一環として、学生向けの人材養成プログラム「Hack-Academy」を展開している。2021年9月からは起業家精神の醸成を目的として、従来プログラムを飛躍させる形で、ビジネスとしての事業化を志す起業家育成に主眼を置く「インキュベーション・プログラム」を実施。同プログラムでは事業開発の専門家による人的支援に加え、選抜者に対する金銭的支援(最大100万円)も行うなど、学生がアイデアを具現化しやすい環境を整備している。その第1期メンバーの学生によって、株式会社OCHERが創設された。

<定額プラン種別>※同プランは2022年6月リリース予定
(1)月額380円 教材使い放題(広告あり)
(2)月額500円 教材使い放題(広告非表示)


■ 利用モデルケース
(1)自主学習メインの利用者(※主なポイント獲得方法:購入、学習状況をSNSでシェア、動画広告視聴)
 〈ポイント獲得〉→〈教材を購入し学習〉→〈学習状況をシェア〉→〈教材を購入し学習〉・・・
(2)教材作成メインの利用者
 〈教材作成〉→〈ポイントを獲得〉→〈景品(韓国雑貨など)と交換〉→〈教材作成〉・・・


■ 株式会社OCHERの概要 
▽(公式Instagram:k_up.ocher) https://www.instagram.com/k_up.ocher/
【商  号】株式会社OCHER(オーカー)
【設  立】2022年2月22日
【資本金】10万円
【代表取締役】中山 優陽(関西大学政策創造学部在籍)
【従業員数】5名(2022年4月現在)
【事業内容】CtoC型 韓国語学習プラットフォーム運営(メイン事業:『K-up!』)
【企業理念】「誰もが平等に教育を受けられる社会の実現を目指す」