千葉商科大学が養蜂事業を開始–3月28日に放蜂式
千葉商科大学は3月28日に放蜂式を行い、養蜂事業を開始した。事業を通して、大学周辺の緑化および生態系維持に貢献する。
養蜂事業は、2019年1月、大学内にぶどう畑を作ることから始まった「ワインプロジェクト」に参加する学生が担当。ワインプロジェクト内に養蜂局という新たな部署を立ち上げた。養蜂局のメンバーは現在1年生から3年生までで14名。
メンバーは、ビオトープの設置や、プロジェクトロゴの作成など、この日に向けての準備を行なってきた。今後も、蜜源マップの作成や、4月中旬からの採蜜作業、ラベルのデザイン、注意喚起ポスターの作成など忙しい日々を送る。また、長期的には地産地消の商品開発や見学会などを行い、地域の人を巻き込んでいく。
【学生のコメント】
●小西 俊太郎さん(人間社会学部2年)
「大学での学びは高校の時と比べると、長期間のプロジェクト学習が多く、養蜂事業もその一つです。自分が卒業してからも続くであろう養蜂事業の未来への架け橋となれればと思います。」
●浅見 乃絵さん(人間社会学部2年)
「高校までは小さなコミュニティの中で過ごしていました。大学では、プロジェクトを通して色々な人と接する機会が多いです。養蜂事業を通した、さまざまな人との交流は、活動のモチベーション維持にもつながっています。」
千葉商科大学では、養蜂事業以外にもさまざまなプロジェクト活動を行なっている。今回紹介した学生2人も、掛け持ちで他のプロジェクトにも参加し、幅広い経験を積んでいる。