八王子学生CMコンテストで最優秀賞と特別賞に2団体が選出–拓殖大学
写真=右:最優秀賞を受賞したト・ケイシンさん 左:特別賞を受賞した藤本ゼミナール代表の町田康太郎さん
拓殖大学(東京都文京区・八王子市 学長:鈴木昭一)は、大学コンソーシアム八王子が主催する八王子学生CMコンテストに毎年参加している。
2月13日(日)に「八王子学生CMコンテスト 上映会・表彰式」が開催され、全23作品の応募の中から最優秀賞に国際学部国際学科3年のト・ケイシンさんの作品「日日是絶景」、特別賞(株式会社電通 クリエーティブ&ナレッジ推進センター クリエーティブ・ディレクター岡野 敏之氏選出)に外国語学部英米語学科藤本淳史ゼミナールの作品「八王子にすもう!!」が選出された。
最優秀賞に選出されたト・ケイシンさんの作品は、八王子の大都市としての一面と高尾山や陣馬山が織りなす自然、そして八王子に住む人々の表情をタイムラプスやコマ送りなどの編集技術を用いて表現した作品で、審査員からは表現技法の巧みさとともに英語字幕が付されるなど、グローバルな尺度で見た質の高さが評価された。
特別賞を受賞した藤本ゼミナールの作品は「住もう」という言葉から「相撲」まで着想を広げ、住みやすい八王子を”食”をとおしてPRした作品で、同ゼミナール生の森田啓太さん(本学相撲部)の協力を得て相撲やちゃんこなど意外性のある題材を扱うことによる映像のインパクトが評価された。表彰式にはゼミを代表して外国語学部英米語学科3年の町田康太郎さんが出席した。藤本ゼミナールは平成30年度にも八王子市長賞を「This is Hachioji!!」で受賞している。
最優秀賞を受賞したト・ケイシンさんのコメント
この度は、多数の優れた作品の中から、私の作品を最優秀賞に選んでいただき、本当に嬉しかったです。過去一年間の努力はやっと報われたと感じました。これからも努力し続けて、もっと撮影と編集の技術を身につけて、日々精進していきたいと思っています。
題名「日日是絶景」は、禅語の「日日是好日」から発想したものです。題名の通り、「八王子で暮らす毎日は絶景を見られる日」という主旨を伝えたかったのです。また、「見る・感じる・楽しむ」の3つの視点から、「大都会に匹敵する街並みから自然豊かな山岳エリアに至るまで、多彩な魅力あふれるまちが八王子にある」というポイントを伝えることを目指しました。後半は、外国人観光客の誘客促進を目的として、英語のセリフを入れました。
特別賞を受賞した藤本ゼミナール(代表 町田康太郎さん)のコメント
審査員特別賞が発表された瞬間、とても嬉しかったです。初めてのCM作成だったので、始めた頃は正直、とても不安で、完成できるのかなと感じました。しかし、ゼミの仲間からアドバイスを受けたおかげで何とか完成させることができました。このプロジェクトに参加したことにより、初めてのことでも挑戦する事はとても大事だと強く思いました。この経験を少しでも将来に活かせることができれば幸いです。
私たちがこのCMを作るにあたり、視聴者の方に伝えたかったテーマは、スポーツが盛んな八王子には部活を頑張っている学生が多くおり、また住みやすい環境が整っているおかげで部活を頑張り続けることができるということでした。制作にあたって苦労した点は、動画のコンセプトを考えることと編集でした。私たちにとって動画編集は初めてのことでしたので、どのようにすると視聴者にとって見やすい動画を作ることができるのかを考えるのが大変でした。カットの仕方、動画の繋ぎ方、音声の入れ方などの編集作業をしていく過程で少しづつ勉強していきました。
最優秀賞受賞作品は下記より視聴可能。
https://youtu.be/SLrAP-i5uFk