女子栄養大学と神田女学園が連携教育協定を締結
女子栄養大学(本部・東京)と神田女学園中学高等学校は、8月2日に連携教育協定を結んだ。
女子栄養大学は1933年の開学以来、「食により人間の健康の維持・改善を図る」ことを建学の精神として研究・教育を重ね、「予防医学としての栄養学」の位置付けから、実践に強い食のスペシャリストを養成している。
神田女学園は1890年の創設以来、「革新的女子教育校」として多くの卒業生を輩出しており、最近は「リベラルアーツ」「トリリンガル(3種の言語を習得)」「グローバル」を教育目標に掲げている。
今回の協定締結の目的だが、女子栄養大学は以前から食について学ぶことによる高大連携に積極的で、高校との連携協定数は今回で50校にのぼる。特に「『食』のリベラルアーツ」「食を通じて世界とつながる」という女子栄養大学の姿勢は、神田女学園の教育目標にも合致している。
神田女学園は、「食」「栄養」を通じて本物の学びを実践している女子栄養大学から、中高生が概念的でなく本質的な学びを実感することができ、また女子高等教育としても学ぶべきところが多々あるという利点がある。
このような背景から今日の締結を迎え、今後は授業・講義やイベント、実習生受け入れなど多方面での連携を展開する予定だ。